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名古屋地方気象台は1890/7/1創立、1923/1/1に現在地に移転していますけれど、移転前の地図がインターネットで公開されていましたので紹介します。
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一般に官庁が移転した跡地は次の官庁が移転してきたり、公共施設になったり、公園になったりするものですが、旧名古屋測候所跡地も私の子供時代にはNHK名古屋放送局と、愛知県文化会館(どちらも1990年代に現施設に建替)になりました。
私も子供の頃からこの場所には昔、なにかあったのではないかと思い続けていまして、1970年代に昔の名古屋市地図を見る機会があり、そのときに、
「あぁ やっぱり そうだったか」
と感じたものでした。1970年代の気候関係の地図には、まだ名古屋地方気象台の場所が移転前の「栄地区」に「印」がしてあったほどです。
図面の位置は、たぶん旧名古屋測候所の玄関の位置を示している (一般に地図には建物の玄関の位置で住所を表記しますから) と思われ、当時の測候所の庁舎・露場は現在の「オアシス21」の場所だったと思います。
もし現在もあの場所が気象台だったとしたら・・・どんな気候データになっていただろうか。高層ビル街で昼間も日陰が多くかえって涼しい気候値になっていたかもしれない。
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