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2009年の半旬極値 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/01/24(Sun) 11:45:25 No.492  

2009年の我家で観測した、半旬ごとの
「日最高気温の極値」
「日最低気温の極値」
「日最小湿度の極値」
のグラフを紹介します。

空調管理・電力管理も兼ねて毎月 5日、10日、15日、20日、25日、月末日に5日間毎の最高気温、最低気温、最小湿度を読み取っています。

当地は、地上1.5mで観測していますが周囲の環境がアスファルト舗装に住宅密集地(コンクリート駐車場所持している家庭多し)であるために昼間の気温はかなり高くなります。去年は40゛を超えた日はありませんでしたが、2008年は何度も40゜を超えました。

かつて使用していたデータロガー(T&D社製、チノー社製)はどちらもセンサーが3年以上経過して特に湿度が異常低湿を示すようになったため廃棄しました。

パソコン方式のデータロガーは私には難解で、次回はかつての「自記温湿度計」での監視を再開するつもりですけれど、年々健康上の都合から継続観測も困難になり記録紙交換もできなくなってしまうかもしれないです。

20代の頃は出勤前に前日のデータ集計(ソロバン・電卓)し、帰宅してから測器の保守などしていましたが、病気の現在 かつてのような継続観測はかなり困難になってしまいました。現在53歳。健康だった頃のありがたさがよくわかります。



Re: 2009年の半旬極値 管理人 - 2010/01/25(Mon) 00:54:09 No.493  

いつもありがとうございます。
データロガーを廃棄したということですが、現在はどんな機材で測定されているのですか?



Re: 2009年の半旬極値 ひよこぴよ - 2010/01/25(Mon) 17:18:17 No.494   <HOME>

A&D社の「ワイヤレス・マルチチャンネル温湿度計(AD-5662HT)」を使用しています。この最高・最低機能を使い、横河電機製作所製の「ER-186型 電子式自動平衡記録計の温度計部 (Pt100 白金測温抵抗体 JIS A級)」で随時校正しています。

この(AD-5662HT)のセンサーの寿命は発売当初メーカーは約1年 とのことでしたが、今のところ2年経過しても異常は認められないです。

もともと、特性の異なる測器・センサー相互で比較・校正しても意味がないかもしれませんが、気象台でも特性の異なる測器で校正していますからその方法を続けています。

データロガーは、チノー製は買って10年近くたちましたし、T&D社製も3年たちました。どちらも2年前には百葉箱から撤去していました。使用していた記念として保管していましたが、健康上の都合で保管・管理も困難になり、思い切って廃棄しました。

気象庁規格の「自記温湿度計」はメーカー技術者曰く、百葉箱設置でも暴風雨の時は雨粒が「しぶき」となって入り、センサー部に付着したり本体が腐食するために数年しかもたない とおっしゃられていました。私も百葉箱で3年間使用したことがありますが塵埃付着など清掃が大変でした。室内空調管理用として使うなら30年はもちます。(かつて電話局の通信機械室の空調管理で使用していました。1990年代後半からは「おんどとり」が使われていました)

今後はできるだけ手間のかからない方法にするつもりです。30代の頃まではその「手間」が楽しみでもありましたけれど、37歳の時に大病してからは、もう手間のかかることは困難になってきました。

気温・湿度は日常生活に必要ですし、その表示を見て洗濯物の干し方を変更したり、外出時に「マスク」着用の有無の判断したり気象観測でなくても健康管理としても我家ではよく利用しています。急に湿度が上昇してくれば「雨近し」など数字見てるだけでも長年の経験でわかります。(もっとも 母は 外の臭いで雨近しがわかる と言う)

今年は現行平年値最後の年。そこで私独自に名古屋地方気象台の過去10年間平均値(「旬平均値」をさらに「3旬移動平均」した値)を近年の準平年値として統計しています。



1980年代の名古屋地方気象台と同... ひよこぴよ - 2010/01/26(Tue) 13:51:29 No.495  

追加・補足
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横河電機製作所製の「ER-186型 電子式自動平衡記録計の温度計部 (Pt100 白金測温抵抗体 JIS A級)」
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は、現在気象官署で使われている「JMA-95型 地上気象観測装置」の前身の、「JMA-80型 地上気象観測装置」の気温・露点計測部と全く同じ製品です。我家は設置の都合上、センサー部を百葉箱設置型にしました。

当時のメーカーのカタログには「通風筒型」と「百葉箱設置型」の両方から選択できるようになっていました。

1990年代前半にJISの「電気計測(JIS C16・・ あたりの測温抵抗体)」の部分が改正され、そのときにセンサだけ従来の「JIS 0.5級」から「JIS A級」に取替えしました。当時の気象台の測温抵抗体の保護管の直径は10mmと太く時定数が数分でした。我家は百葉箱設置するために時定数の短い「細い保護管の直径は3.2mm」の物を選択しました。

我家にはデジタル温度計の直径2.0mmの「JIS A級」があるため、今年中に取替えするかもしれません。

「JIS A級」というのは 0゜の時にだいたい0.1゜以内の精度なのですが、我家の測器の検査成績表では さらに一桁高い 0.01゜となっています。

以前、等級についてメーカーに問い合わせてみましたら、等級に応じて わざわざ精度の良い・悪いを区別して製品を製作しているわけではなく、A級でも、B級でも最高級の物を製作し、最後の検査のときに等級を決めるわけで、実際にはB級でもA級の規格を満足している とのことでした。

- Joyful Note -
Modified by isso