私がはじめて気象観測をしたのは、小学2年生(1964)の夏休みです。
当時も「夏休み自由研究」という課題があり、テーマは生徒がそれぞれ決めますが、私は母から、
「気象観測をしてみなさい」
と勧められ、自宅(当時は平屋建て)の一番南側の公道に面した部屋に私の机がありましたから、その部屋の気温を計っていました。
当時から既に気象に興味があり、最低気温は日の出頃、最高気温は14時ごろ、平均気温は9〜10時ごろということを知っていましたから、生活の都合から、10時と14時の気温を計っていました。(図の中では最低気温も復元してみました)
当時はまだ我家の前の公道は舗装されておらず、晴れが続くとモーレツに暑くなり、砂塵が舞い上がるために当時の名古屋市土木出張所(現・西土木事務所)の散水車が出動して道路に水撒きしていました。
当時の私の宿題の記録はもう残っていませんから、気象庁ホームページから名古屋地方気象台のデータを受信して、地域補正をして復元してみました。
まだ記憶にありますが、部屋の中で計っていましたけれど37゜前後の猛暑が続くも朝晩は涼しかったです。つまり昼間は現代同様暑くなったものの、その暑い時間帯が現代より短かったです。