私が表計算ソフトの「エクセル」で、風向表示方法を最初(2000年頃)に考えた方法は、「円グラフ」でした。
ところが、「円グラフ」という目的からして 真北(360゜)の時は、340〜350゜表示になってしまいます。真北以外の風向の場合はその通りに表示できて見やすかったのですが、どうしても「真北」がうまく表現できない。(図面は 南風の場合)
それで添付画像のように「ベクトル」表示式にした。
しかし風が弱い場合「ベクトル」表示では 風ベクトルが短くなるため 風向が読みにくい。なんとか「円グラフ」で 風向だけでも直感でわかり、しかも「真北」を正常に表示できないかと考え続け、昨日(6/28) 突然 ひらめきました。
関数の[IF]を使って、真北の360゜の時だけ「場合分け」すればいいじゃないか。それ以外の風向は通常通りの「円グラフ」にすればいい。
これに気がつくのに 10年以上かかった。
パソコン書、エクセル書を何冊も読んでも 一般的な作図法しか掲載されておらず、書店で 方程式などをエクセルで解く方法 に関する書を立ち読みしましたらプログラミングが非常に難解でして、これも私には無理。
一応、これでひとまず10年の区切りがついた。気象測器メーカーでは表示盤など どのようにして 作成・プログラムしているのだろう・・・と思ってしまう。やはり気象プログラムの専門技術者がいるのだろうか。