7月購入の「マリン気圧計」は、軸受けの摩擦が大きすぎてガラス面を指先で軽く叩いても気圧は変化しているのに指針がほとんど動かない。
本体を左手に持って、右手の指で軽く叩けば指針はそのときの気圧を示していることは入荷したその日に気がついていた。
壁面固定すると、気圧計本体がほとんど振動できないために指針が摩擦に打ち勝てない。
それじゃ・・・と思いついたのが写真のようにブックエンドに固定すれば、固定した部分と気圧計が「片持ち梁」の状態になり、手に持って読み取りする方法と同じ原理だ・・・とさっそく施工してみた。
うまくいった。指示値が気圧変化によく反応している。
9/11に届いた気圧計は 2日間「歪み抜き」をして、指示はほぼ標準器相当で正常である。
1970年代の「自記気圧計」には、ペン先と自記紙 の摩擦を除去するために、気圧計収容箱の底に「バイブレータ」が装着されていた機種もあります。