2006年まで使用していた「自記温湿度計」は、1978年〜1981年まで気象観測として使用し、1983年からは横河電機製作所製の気象庁規格の「自記温度・露点記録計」を使用していました。
「自記温湿度計」はその後、室内環境監視用として2006年まで使用するも、各部の老朽化で廃止し、家庭用としては高精度タイプ(標準器並みの精度なるも3000円)の指示温湿度計を使用していますが、記録が残らない不便さを感じ、再度「自記温湿度計」の使用を再開しました。
今回は精度は要求しないため、小型の機種を選びました。このタイプも10年ぐらい前から発売されています。
まだ設置して1日しか経過していませんが、小型・簡易型のため目盛間隔が粗いにもかかわらず、注意深く記録を読んで標準器と比較したところ、気温は0.2゜以内、湿度は3%以内で、簡易型なるも気象庁規格並みの精度がありました。
説明書によれば「百葉箱設置」は可能ですが、メーカーに電話で確認したところ、
「室内用として製造していますから、百葉箱に設置すると 3年 持たないでしょう・・・」
とのことでした。
写真には、大きさの比較のため「国語辞典」と並べて撮影しました。