今回購入した「小型自記温湿度計」による きょう(9/29)までの1週間の 観測室の記録を紹介します。
ようやく室内で冷房しなくても過ごせるようになりました。しかし室温は30゜近くなる日もありますが、湿度が低いためこの1週間は冷房運転不要でした。
この自記温湿度計は気象庁規格品ではないため、気温が 2゜間隔、湿度が5% 間隔と目盛が粗く印刷されていますが、注意深く読み取りしますと、標準器と全くかわらぬ精度です。
一般に、
「自記○○計は・・・標準器と比較校正して読み取りしなければならない・・・」
と気象学書に解説してありますが、私も40年ぐらい前に実際に名古屋地方気象台で自記紙を見せてもらいましたが、
気温で 0.1゜以内、
湿度で 1% 以内、
と非常に精度がいいものです。
私がかつて使用していた自記温湿度計の検定証書の成績でも 気温で 0.1゜以内、湿度でも0.5% 以内でした。湿度は通常 小数点以下は測定困難ですが、検査段階では 0.1% の位まで検査します。
今回はカメラで撮影しましたけれど、画像に歪みなく保存するには「スキャナー」が必要になるか、コンビニエンスストアーの設備を借用することになるかもしれません。