以前紹介しました 我家2階の南側外壁から約20センチ離れたところに設置した「ワイヤレス温度計」を写真のようにアルミシートと、ケースを4重に断熱材を挿入した内部に温度センサーを設置した状態を紹介します。
これは気象観測が目的ではなく、この場所の気温がそのすぐ内側の部屋の気温に近いため「生活用気温監視」として使用しているものです。
以前はアルミシート・断熱材を使用していませんでしたから晴れた日中ですと百葉箱の気温より5゜以上高めに現れたものでしたが、この写真のように工夫しましたら3゜程度高めまで改善でき、屋根の照り返しの影響が少なくなりました。
日照がない日、夜間は家屋北側の 地上約5メートルの気温とほぼ同じ(0.3゜以内)です。
アルミシートはコーヒー豆の袋を裏返しにしたものですが、この方法に気がつくのに3年以上かかりました。ヒントは人工衛星の外壁を金属シートで覆って太陽放射を遮断している写真を見て、
「そうだ あの方法が あるじゃないか」
とひらめきました。毎日 気象のことばかり考えていると突然ひらめくことがよくあります。