9月以降の気温比較を紹介します。
9月は、ついうっかり忘れていました。
当方データロガーの湿度センサー老朽化のため、湿度だけは名古屋地方気象台のデータを利用しています。
メーカーによれば湿度センサーの寿命は約1年とのことで我家の湿度センサーは高湿のときに100%になってしまう傾向があります。
湿度センサーがメーカー補償期間内ならば我家も気象台もそれほど大差なく、露点に換算しても 1゜以内 ですが、ここ数ヶ月前から露点換算で 2゜以上 差が現れる傾向があります。
1982〜2002年まで使用していた「塩化リチウム露点センサー(商品名「デューセル」)」の頃、このセンサーは3ヶ月(メーカーの横河電機製作所の説明書では6ヶ月以内)ごとに塩化リチウム溶液の塗り替えをしていましたけれど、気象台と我家が同じ天気ならば露点の差は 0.5゜以内 でした。
地上解析[ASAS]の図面の範囲が10月中旬から拡大されたものの、解像度が向上したわけではないため印刷すると「雲量」表示が読みにくくなってしまいました。(2015/2までは暫定措置として従来の図面も配信)
この図面の範囲は気象庁が手書で解析していた時代の天気図用紙の範囲で、1980年代まではその天気図用紙(A1番の大きさ)が発売されており我家にもまだ3枚ぐらい残っています。
1970年代に名古屋地方気象台へ行ったとき、その天気図用紙にプロットし、等圧線など解析作業されていた当時を見ています。当時は本庁から気象無線ファクシミリ[JMH]で送られてくるものの、地方気象台でもテレタイプの気象無線通報(国際地区気象無線通報[JMG]など)を受信して天気図解析していました。
私も1994年まで[JMH]のほか、国際地区気象無線通報[JMG]も受信(テレタイプ[RTTY]デコーダーを利用)して解析していました。
[JMH]などの気象無線通報の無線送信所は数年前に鹿児島県の無線局に移管しましたけれど、以前は電電公社の無線送信所から発射されていまして、私のかつての同僚にも当時の臼井無線送信所、名崎無線送信所勤務の者もいました。お互い転勤族なため3年ぐらいで転勤してしまいます。現在はどちらの無線送信所も廃止になっているようです。