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ソメイヨシノ満開 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2008/03/30(Sun) 22:38:35 No.427  

当地で標準木としているソメイヨシノが満開となりました。
昨年より2日早い満開でした。



名城公園にて。 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2008/03/30(Sun) 22:41:44 No.428  

ちょうど見頃の桜とまだちょっと咲き揃っていない桜とがありました。



東海アメダス 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2008/03/30(Sun) 22:56:49 No.429  

そらナビのロケで訪れた東海アメダスの様子です。



山崎川の桜 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2008/04/05(Sat) 15:57:51 No.430  

山崎川の桜を見に行ってきました。
ちょうど散り始めているところで結構な人が観に来ていました。



昔の名古屋測候所 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2008/05/17(Sat) 13:22:57 No.431   <HOME>

名古屋地方気象台は1890/7/1創立、1923/1/1に現在地に移転していますけれど、移転前の地図がインターネットで公開されていましたので紹介します。



1時間に4.5℃の気温降下 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2008/07/01(Tue) 00:06:04 No.436  

当地の本日の気温グラフです。
13時から14時の間に29.4℃から24.9℃と4.5℃も気温が下がりました。
このタイミングで風向が北西から南東に反転しています。
降水を伴って気温が急に下がる例はありますが、
海風が入っても気温がかなり下がるという例として載せておきます。

ちなみに気象台でも同時間帯に3.5℃の気温下降が観測されました。



ヨーロッパの気候 投稿者:スチーム 投稿日:2008/07/31(Thu) 10:38:22 No.442  

地中海性気候とは
請願海洋性気候とは
衛星写真で一目瞭然です。



アメダス多治見 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2008/08/02(Sat) 17:54:15 No.445  

多治見のアメダスを見学してきました。



我家の気温 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2008/08/03(Sun) 10:29:43 No.447  

当地の7月の気温を紹介します。

現在は測器の老朽化で自記温度計は使用していませんが、最高・最低温度計を使って気温の監視は続けています。

グラフは、名古屋地方気象台の気温に「係数補正」をした当地の推定値に、さらに5日ごとの当地の最高気温・最低気温の実測値で再補正したものです。

つまり、名古屋地方気象台の観測値を自記温度計の記録として読み取り、当地の実測地から補正値を求めて修正する というイメージです。

気象台と我家は7km程度離れていますから、いつも両者が同じ天気であるとは限らず、しゅう雨のあった日は推定値で1゜程度の推定誤差は現れますが、5日ごとに観測した前5日間の最高気温・最低気温でさらに補正しますとおおむね0.3゜以内で推定できます。

ただ、冬季の最低気温は「接地逆転層」が発達しますと、日の出前の最低気温の現れる時間帯では 当地は気象台より2゜以上冷え込むこともありますからそのようなときはこの推定・補正方法も誤差が大きくなってしまいます。

私は、数年前までの常時観測は測器の老朽化のためやめましたけれど、空調設備の運転の参考にもなりますから気象台のデータを使っていろいろ工夫しています。

工夫するより再度観測を再開したほうが楽ですけれど、健康上の都合(右手が麻痺、その他)もあってなかなか困難です



散水にエアコン結露水利用 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2008/08/17(Sun) 10:31:28 No.450  

こちらも7/19以降、降水量は合計しても5mmにも達しておらず、大変な猛暑で家族全員疲労が強いです。

私は軽い熱中症の症状が1ヶ月以上続き微熱と下痢が続いています。

35゜以上は30日間以上、40゜以上も10日間以上、植木の散水はエアコンの結露水(ドレン)を使っています。日によりますが24時間で5〜15リットル溜まります。風通しがよいことがかえって、冷房をしないと室温は昼間なら数分で35゜を超えます。

近所の母の友達の平屋建ての家は、周囲を他の建物と樹木で囲まれ、道路に面していないためか涼しいそうで、その奥様曰く、

「昼間でも室温はせいぜい31゜ 冷房はほとんど不要よ・・・ただ、真冬は昼間でも寒くて暖房機を何台買ったことやら・・・」

と言っています。

逆に我家は周囲の環境が正反対ですから室温はすぐに上がってしまいます。それで冬季の昼間は暖房しなくとも20゜を超えます。

添付画像は我家の百葉箱での5日移動平均値で上が2007年、下が2008年です。滑らかな線は当地の平年値(1983〜2003年までの平均値)です。

「まったりお天気レポ」がエラーになってしまうため、ここに投稿しました。



未明に土砂降り 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2008/08/24(Sun) 12:00:57 No.451  

本日未明の2時頃に突然激しい雨が降り、その音で目が覚め窓を閉めました。当地としては6/29以来の「水溜りができるほど」の雨でした。

ところで私のパソコンからここの
「まったりお天気レポ」
「ひとことお天気レポ」
が投稿エラー表示発生してしまうのは、添付画像のように文字化けしてしまうのも原因ではないかと気がつきました。

実は2004/12に現在のパソコンに買い替えした直後から他のホームページの掲示板でも投稿エラーになつてしまい、なかには完全に投稿不能になってしまったところもあります。

当方のパソコンはプレインストールソフトがOSとオフィス2003だけというビジネス仕様(官公庁仕様)のメーカー直販品です。もともとセキュリティ機能が強い機種ということも原因かもしれません。

ビジネス仕様を選んだ理由は、以前のパソコンは使わない不要なソフトが大量に入っていて、それがムダであったことから、必要最小限のビジネス仕様にしたわけです。



最高気温統計方法による差 投稿者:京都丹後お天気研究所 投稿日:2008/08/24(Sun) 13:37:24 No.452  

 多治見・東海のグラフが興味深かったのでつくってみました。

 京都府宮津市 宮津地域気象観測所
 期間 2008年3月26日〜7月31日

 観測環境 海から数十m、近くにグラウンドあり、
 特徴 朝は西〜北西の陸風、昼から南〜南東〜東〜北東の海風に変わり、夜には西の陸風に戻ることが多い
全国の最高気温ランキングに登場するのは午前中〜昼前が中心

10分値ー1時間値 0.25℃
10秒値ー1時間値 0.67℃



自宅前の道路は40cm冠水 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2008/08/29(Fri) 01:49:35 No.457  

当地では3時間で約200mmの豪雨となりました。
23時45分までの1時間には94.8mmの猛烈な雨、
23時15分までの10分間で22.0mmを記録しました。
この短時間大雨の影響で自宅前の道路は完全に水没。
水位は40cmに達しています。



当地の降水量 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2008/08/29(Fri) 13:39:26 No.458  

我家の降水量の記録を紹介します。昨夜の一番雨の強かった時間帯です。

23時50分までの1時間に 113.0mm 降りました。

この降水量データロガーの最小記録インターバルは10分間ですので、気象台のような「インターバル1分間」はできない仕様になっています。

健康上の都合から現在は降水量モニターとして使っていますが、本日約1年ぶりにソフトを起動してデータを収集してみました。



霜柱 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2008/12/07(Sun) 08:29:10 No.461  

今朝、津市内で霜柱を見つけました。
津(気象台)の最低気温は0.3℃で初氷も観測されています。



結氷 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2008/12/27(Sat) 09:09:38 No.462  

今朝の最低気温は-1.8℃(7:03)
この冬一番の冷え込みとなり、当地でもようやく氷が張りました。



現在の監視方法紹介 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2009/01/12(Mon) 13:04:36 No.463  

測器老朽化により2003/9から順次観測種目を減らし、現在は降水量だけデータロガーに収録しています。

新たに測器を買い揃えるには莫大な予算が必要ですし、パソコンタイプの測器は私自身がパソコン不慣れなこともあって現在も使用していませんが、2002/2頃から来るべき測器老朽化のための準備として開始した気象庁ホームページからデータを受信して、長年観測を続けてきた経験から「地域補正」をして我家の気象に代用した方法です。

「風」「降水量」「日照」だけは名古屋地方気象台のデータをそのまま利用しています。「降水量」は降水継続時間帯を知りたいために気象台の「感雨器」のデータを利用しています。

添付画像では「凡例」を省略しましたが気象観測の経験のあるかたなら判読できると思います。「風速」は「ノット」、「風向」は「0-540シフト」で表示しています。

気象台は小高い丘の上、我家は海抜3.8mという低地のために冬季夜間晴れて風が弱いときは「接地逆転」が発達し、未明から早朝は我家のほうが気象台より2゜ぐらい冷え込むことがありますが、この現象を「地域補正」するのはかなり困難でして今後の課題とします。

気象台と我家ではかなり環境も違いますし8km近く離れているために双方が違う天気の場合は「地域補正」を工夫しても気温で推定値に1゜以上の推定誤差が現れてしまいます。

我家の百葉箱には測温抵抗体、サーミスタ温度計、電気式湿度計を設置して監視していますが、データロガーの機能はありません。



初積雪 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2009/01/13(Tue) 10:23:31 No.464  

9時半には地面がうっすらしこの冬初めての積雪を観測しました。
気温が高かったため降雪の勢いの割には積もりにくい雪でした。
10時20分現在まだ雲はあるものの雪はすっかりやんでいます。



濃霧 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2009/01/19(Mon) 21:33:40 No.465  

今朝は濃霧が発生。一時視程が100m未満となりました。

※画像は7時前の天気カメラによるものです



観測環境の変化 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2009/02/07(Sat) 19:53:08 No.468  

写真は我家(我家は1956/3入居)周辺の航空写真に、最近約20年間で宅地が駐車場などに変化していったところを「黄色枠」で表示したものです。

写真の原図は2007/10頃のものですが、ここ1年間の間でも宅地が駐車場に変わったところが増えました。家族構成の変化、高齢化で世代交代してその後新しい家族が入らないと家屋は取り壊され跡地はほとんどがアスファルトまたはコンクリート床の駐車場に変わってしまいます。

また家屋老朽化で建替えする家は新築すると必ず道路側に駐車場を設置しますから、我家周辺はますます暑い町に変わっていきます。

先週も我家の東2軒隣が取り壊しになりました。盛夏になればますます猛暑が増えることでしょう。また空地が増えたことで台風の時は風が吹き抜けやすくなりますから近所の奥さんもそれを心配していらっしゃいました。

地球全体としては温暖化傾向がみられるようですが、我町内は町並み環境変化による気候変化のほうが顕著でして去年の盛夏は日最高気温が40゜を超えた日が15日間もありました。

真冬の現在でも未明の気温は気象台と同程度またはそれ以下まで冷えますが、昼間は気象台より3〜5゜も暖かくなります。私が観測開始した1970年代では、真冬の日中でも気象台より1〜2゜程度暖かかった程度でした。

我家の近所には「ツバキ」林があったのですが、10年ぐらい前に駐車場になってしまいました。我家周辺で私の幼児期からほとんど環境がかわっていない公園(北区平手町)がまだ残っています。ここには野鳥がおおく生息しています。



AUAS50 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2009/02/08(Sun) 13:13:26 No.469   <HOME>

最近では、気象図を受信する人々はインターネット受信が多いと思いますが、たとえば高層気象図ですと 
300/500hPa 700/850hPaの複合図面を受信されている人が多いと思います。私もパソコンを買った1999年からはその複合図も受信していますが、もともと1980年から気象無線ファクシミリで[JMH]を受信していたことから添付画像のような500hPa単独の図面を今もインターネットで受信しています。

[JMH]は現在、船舶向け専用に気象図が編成されているために300hPa気象図は放送されなくなりましたが、地上解析[ASAS]と同じ縮尺で配信していますから少し図面の範囲は異なるものの見方によっては便利かもしれません。

去年あたりから[JMH]放送気象図はインターネットでも配信されるようになりました。

http://www.jma.go.jp/jmh/umiinfo.html



気象通信料 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2009/02/19(Thu) 16:02:04 No.470   <HOME>

画像は近年の私の「気象通信料」です。1998年以前は気象無線FAX[JMH]のみでしたが、1998年から電話FAX、インターネットで気象図を受信するようになってからはより一層便利になったものの毎月の料金は大変な金額です。

最初はパソコン不慣れなこともあって気象業務支援センターの「天気図サービス」も併用していましたけれど、その後パソコンにも慣れ、プリンタも低価格(1980年代は1台約30万円した)になってきたことから、そろそろ電話FAXによる気象図受信をやめて全面的にインターネット受信に変更しようかと検討中。

気象業務支援センターの「天気図サービス」は2010/1まで契約してあるのでそれまでは使用続け、その後は廃止することも検討しているが、FAXによる気象図受信はパソコン受信に比べて非常に操作が簡単という利点があり、FAXの便利さをとるか、インターネット受信の安さ(気象庁ホームページなどから受信すれば無料)をとるか・・・あと約1年。現在使用中の電話FAXはビジネス機なため、1台約40万円したこともありパソコンにしてもFAXにしても機材にかかる費用は大差ないものの、毎月の料金を考えるとパソコン受信のほうが安いか。

もっとも以前は気象無線FAXを使っていて、1980/5に1台130万円もしました。



アメダス大樹 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2009/02/26(Thu) 00:03:22 No.471  

ここはダイナミックな気温変化が見逃せません。



気象と体調 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2009/02/28(Sat) 11:14:07 No.473  

一般に人の体重・体脂肪率は季節変化するといわれているが、その傾向は人それぞれでして、一般には冬季は体重・脂肪を増やして体温を維持しようとする生体反応があるそうです。野生の動物は晩秋ごろから厳冬期の食糧不足に備えて木の実などを集めたり冬眠に備えると考えられている。

人も私の主治医の話によれば動物と似たような反応が現れやすく、晩秋から厳冬期に向かって寒さに備えて体重が増え、脂肪も増える傾向がある とのこと。

ところが私は、体脂肪率は盛夏に下がるのは主治医の話からしてわかるが、厳冬期にも一時期下がる傾向がある。

グラフは数年間の傾向と、2008/12/1〜2009/2/28までの短期間の傾向をみたもので、短期的にも気温が上昇しているときに体脂肪率が若干下がる傾向があるが、私の場合は療養中ということもあり健康な人や年代(学生さん、社会人、ご隠居さん)によっても異なるかもしれない。

ただ、年に1回の健康診断だけではこのようなことはなかなか見つけにくいと思う。私は数年前から週に1回以上は体重・体脂肪率を計ることにしています。

2007/2008、2008/2009のそれぞれの年末年始の時期に体重が急減しているのは、どちらもたまたまこの時期に風邪を引いて寝込んでいたためですが、そうでなくても私の場合は冬に体重が減る傾向があり、これが体温維持に支障が出て幼児期から毎年冬季に「しもやけ」になるのではないかと思っている。

つまり「体温維持」のために体の栄養を使ってしまうために体重が減るのではなかろうか。「一般には冬に体重が増える人が多い・・・」と主治医が言っておられました。



プリンタ故障 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2009/04/25(Sat) 21:11:33 No.474  

プリンタ(2006/11購入で4号機)が4/2ごろから時々不調になり、日によっては色ずれが著しく現在買い替え検討中。買い換えると言っても高価ですし重量物であるためどうやって搬入するか悩む。

現在は図面(名古屋地方気象台)のように使用する色の種類を減らして印刷しているが、これで多少は回復した。ただモノクロ印刷でもカラーインクを使用するため(加色混合方式)気象図のような白黒図面でも色ずれ発生してしまう。

図はかつて自記温度計を使用していた便利さが今でも忘れられず、なるべくそれに近いレイアウトで気温・露点・気圧・湿度・風速・降水強度・感雨・日照を印刷。

先週まで名古屋地方気象台のデータに「地域補正」をして当地の気象グラフを作成していたが、日々「係数補正」が煩雑であることや、春日井市消防本部西出張所の気象データが我家の観測値に非常に似ていることからそれで代用している。

ただ、西出張所は気温が庁舎の影響を受けやすい、湿度センサが老朽化(異常低湿を示しやすい)しているらしい。春日井市内はかつて春日井電報電話局に勤務していましたから消防署など現地はよく知っています。

T&D社のワイヤレスLAN式のデータロガーも考えたがパソコン操作に苦労し、気象か、パソコンか、どっちが目的なのか という不信感を過去に何度も経験したために断念した。



小容量気象監視盤 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2009/05/09(Sat) 15:39:54 No.475  

夏季のパソコン発熱防止のため気象監視盤のレイアウトを必要最小限にしてみました。これで本当にパソコンのCPU負荷が軽くなるかどうかは不明なるも、従来の監視盤はエクセルで[970kB]でしたが、監視項目を必要最小限に減らし、グラフ表示を削除して[54kB]になった。

CPUは、OSとエクセルだけでほとんど消費しているのであるから、ファイルを減らしたぐらいではほとんど効果ないと感ずるが、私(現在52歳)の目も老眼(48歳のときに老眼鏡を作る)でとうとう裸眼ではパソコン画面でさえも読みにくくなり始めたこともあり、監視盤をシンプルにして文字を大きくしました。

データは春日井市消防本部・西出張所(名古屋空港滑走路の南端を東へ200mぐらいの位置)ですが、風だけはなるべく周囲の建築物の影響が少ない春日井市役所の値を表示しています。

以前、1986年から測候所閉鎖まで名古屋航空測候所の航空気象無線通報(ATIS)を受信していたこともあり、西出張所の値が空港の気象に近いという理由もあります。



地形図方式気象監視盤 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2009/05/27(Wed) 17:06:04 No.477  

気象監視盤の風向表示部分の背景に「地形図」が表示できたら便利と数年前から考えていました。気象測器メーカーの風向表示盤ではすでに10年以上前からそのような測器があり、それはアクリル樹脂板に地図を転写したものです。

これをエクセルでなんとか表示できないものかと以前から何度も試行していますが、1分ごとの定期データ更新のタイミングで背景図が消えてしまいます。

そのときに画面の一部をクリックすると画像のように風向表示と地形図が重畳した図が現れるのですが、ここまでは数年前にすでにわかっていたものの、その先がいまだわからず。

これがわかったら本当に自分で観測を全て廃止してもいい。実は1978/10製作の百葉箱もとうとう老朽化。補修用のテープで応急処置して使用中です。



雨量計一時撤去 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2009/06/01(Mon) 20:10:32 No.480  

本日、転倒ます型雨量計の感部を撤去しました。写真は2005年当時のもの。設置は2001/7ですがステンレス製で気象庁規格ということから本体の耐久性は抜群でして、本日撤去して外側や内部を点検するも自分の顔が映るほどピカピカです。買った当時メーカー技術者曰く、
「雨量計は気象測器のなかでも故障が非常に少ない、ほとんど故障しない測器です」
とのことでした。まったくそのとおりでした。

本体よりも、それを設置している台、人工芝が老朽化してきたため本日一時撤去しました。我家の設置場所の都合から写真のような屋根に水平台を作らねばならないため、それが10年ぐらいで腐ってしまうのです。

今度はエアコンの室外機の樹脂ベースとL鋼を工夫するつもりですけれど右手の指の感覚が麻痺(頚椎症のため)しているために観測再開はいつになるか未定です。



感雨センサ導入 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2009/06/20(Sat) 09:53:09 No.481  

昨日感雨センサを導入しました。
写真のセンサ部から室内の受信機へ電波を送信し、雨や雪の降り始めを知らせてくれる器械です。
本来は干した洗濯物を濡らさないためのアイデア商品ですが、
雨の降り始めを知らせるという点では気象観測にも役立ちそうと思い購入しました。



我家の気候表 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2009/08/14(Fri) 20:22:14 No.482  

パソコンのファイル整理中、すでに処分したと思っていたもののなかに我家の気象観測による気候表が残っていましたので紹介します。

観測は私が小学2年生(1964)から開始しましたが、学生時代はほかにも好きな分野(気象・天文・生物・数学)があり観測は何度も中断。

1975/4に日本電信電話公社・東海電気通信局入社以降は交替制勤務や転勤のために観測方法を統一できず何度も中断。1983/11に百葉箱移設。1984/1/1より観測を終えるまで観測方法の変更がなく統計として残っているのは画像の表です。

現在は室内の空調管理用のための気象監視をしています。



初雪&初積雪 投稿者:管理人 投稿日:2009/12/19(Sat) 07:21:17 No.486  

当地では1時30分に初雪を観測。
4時にうっすら積雪したのち、小雪が断続し
7時までに1センチの積雪となりました。



お天気カメラ 8時過ぎ 投稿者:管理人 投稿日:2010/01/13(Wed) 18:49:51 No.489  

当地でも一時風雪が強まりました。



何時も利用させていただいていま... 投稿者: 投稿日:2010/01/14(Thu) 09:17:18 No.490   <HOME>

気象庁より気温の名古屋のデーターが詳しく助かっています。
本日の今朝の最低気温名古屋は0.1度ですね。
こちら春日井市東部ですが、マイナス2度で今冬最も厚い氷が張りました。
温度差が大きいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。



2009年の半旬極値 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/01/24(Sun) 11:45:25 No.492  

2009年の我家で観測した、半旬ごとの
「日最高気温の極値」
「日最低気温の極値」
「日最小湿度の極値」
のグラフを紹介します。

空調管理・電力管理も兼ねて毎月 5日、10日、15日、20日、25日、月末日に5日間毎の最高気温、最低気温、最小湿度を読み取っています。

当地は、地上1.5mで観測していますが周囲の環境がアスファルト舗装に住宅密集地(コンクリート駐車場所持している家庭多し)であるために昼間の気温はかなり高くなります。去年は40゛を超えた日はありませんでしたが、2008年は何度も40゜を超えました。

かつて使用していたデータロガー(T&D社製、チノー社製)はどちらもセンサーが3年以上経過して特に湿度が異常低湿を示すようになったため廃棄しました。

パソコン方式のデータロガーは私には難解で、次回はかつての「自記温湿度計」での監視を再開するつもりですけれど、年々健康上の都合から継続観測も困難になり記録紙交換もできなくなってしまうかもしれないです。

20代の頃は出勤前に前日のデータ集計(ソロバン・電卓)し、帰宅してから測器の保守などしていましたが、病気の現在 かつてのような継続観測はかなり困難になってしまいました。現在53歳。健康だった頃のありがたさがよくわかります。



「8年間平均値」見つかる 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/02/08(Mon) 19:32:01 No.496  

本日、夕方、書庫整理していましたら、当地の、

「1984年〜1991年の8年間平均値(旬平均値)表」

が出てきました。もう既に廃棄したと思っていましたから驚きました。

1984年〜1991年の8年間は、近年としては気温の変動の大きかった時期であったことから、冬と夏の気温の較差が大きいことがわかります。また湿度が近年よりもやや高く、湿潤であったということもわかります。

1984年〜2003年の20年間平均値も作成していましたが、こちらは廃棄したようです。



観測方法など紹介 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/01(Mon) 21:43:34 No.499  

私のこれまでの気象観測の履歴の概要を紹介します。

このほかにも、天体観測・物理・生物・地理をやっていました。

観測の概要の中では主として「観測開始」を記録しています。測器の老朽化や、気象情報会社が配信を終了して現在は観測や情報受信していない項目もありますし、時々再開する場合もあります。



簡易データロガー 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/09(Tue) 17:51:25 No.502  

この図は以前にも紹介しましたが、名古屋地方気象台の毎時データを11日分グラフ化したものです。以前の改良版です。

実は、再度データロガーを買って自宅の百葉箱で気温・湿度を収録し、観測室内の電気式気圧計のアナログ出力を電圧データロガーで収録して、1分間〜10分間値でグラフ化してみようと検討しているのですが、データロガーからデータをパソコンに転送する作業を考えると、その作業中だけは欠測になってしまうために、同じデータロガーを2セット準備して交互に使用して転送作業中の欠測を避けねばなりません。

そうなると、データロガーだけで2セット10万円ぐらいかかってしまい、それだけの費用と作業の手間をかけるより、以前の方法を再度始めました。それがこのグラフです。

気温だけは、当地で5日ごとに記録している「5日間毎の最高気温・最低気温」を利用して名古屋地方気象台の気温に補正をして表示しています。

ただ、日中の最高気温の補正は比較的簡単なのですが、特に晩秋から5月上旬頃までの日の出頃の最低気温については、夜間に無風で快晴ですと、小高い丘の上にある気象台より、海抜3.8mと低地の当地のほうが2゜近く冷え込むことがあり、そのような気象状態の場合の日の出頃に現れやすい日最低気温の補正は困難です。

風の「無風・弱風」はデータでわかるものの「夜間の快晴」を得ることはなかなか困難で「視程」「雲量」「露点」で推定はできるものの今後の課題とします。

こんな苦労をして推定するより「データロガー」を買って利用したほうが簡単だと思うのですが、パソコン不慣れな私にはちょっと難解です。

以前使用していたデータロガーも取り扱いが難解で断念しました。データロガーの表示をノートにメモしてパソコンに入力していたほどですからメーカーの技術者には、
「そんな〜 もったいない 便利な機能がございますのに」
とあきれはてられたものでした。

現在、気象資料・気象測器・配線材料を整理中。すでに数年前には約1年かけて30年分の自記紙などを処分しましたが、現在は気象関連定期刊行物の処分作業中でほぼ終了しました。測器の配線材料は老朽化で全て撤去済みなるも、測器本体はまだ電源を入れれば完動します。30年まえの当時気象台が使用していた測器ですから、現在はもう「気象博物館級の測器」になってしまいました。



場所によって気温が大違い 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/19(Fri) 20:01:27 No.503  

毎年、春・秋には我家では場所によって気温が大きく異なります。

図は、春日井市消防本部・西出張所(風向・風速は春日井市役所)の気象推移に本日の我家の気温をプロットしたものです。

・ほぼ1日中日陰にならない南庭(公道に面している)の「百葉箱の気温」

・午後から日陰になる地上約5mの「物干台の気温」

・5月〜7月以外は常時日陰の「北庭の気温」(但し5月〜7月でも早朝の朝日と夕方の夕陽だけしか差し込まない)

当然ながら「北庭の気温」は低いですが、盛夏の8月はこの場所は夏至を1ヶ月以上経過して常時日陰になりますけれど、北庭に隣接している隣家の庭の影響もあり、南庭の百葉箱の気温とほぼ同じ(暑さ)になります。

一番風通しのいい「物干台」は仮にその場所に百葉箱を設置したとしても、午前と午後で日当りが大きく異なるために観測に適さず、物干台の近くの屋根の軒下などに温度計を設置して仮観測したこともありますが、ステンレス通風筒などで屋根の照り返しを遮っても45゜近くなってしまうため、やはり南庭の百葉箱の場所の気温が一番妥当として記録しています。

住宅密集地での気温観測の困難さは40年続けても、「この方法が一番自然の気温に近い」という場所を探すことは困難でして、一時は風向風速計の場所(地上10m)も検討しましたけれど、瓦屋根に上がってメンテナンスするのは非常に危険ですし、仮にその場所に設置しても屋根瓦上2mですから、特に盛夏は気温が高めに現れてしまう可能性もあります。

以上、毎年この時期に感ずる「個人の家庭の敷地内のどこで気温を計るのが一番自然に近いか」という悩みを紹介しました。人間は通常地上で生活していることを考えれば、やはり「百葉箱」の位置が妥当か。(但し中・高層住宅居住者を除く)

家屋の周囲が隣家と10mぐらい離れていればいいのですが、我町内ではそうもいかず。(窓ごしに隣の奥様と握手ができてしまうほど密集していますから)



「1984年〜2000年までの 通年半... 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/24(Wed) 19:43:45 No.504  

「1984年〜2000年までの 通年半旬平均値表」1〜6月分を紹介。400kB以内に抑えるため画像の四方をカットしました。

気温、露点、蒸気圧の数値は[×10]表示にしてあります。当時は気象庁のデータ表でも活字の字数を抑えるために小数点を省略したものでした。

この数値は「気温・露点指示記録計」で観測したもので、それらの値から湿度、蒸気圧を計算しています。



「1984年〜2000年までの 通年半... 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/24(Wed) 19:45:07 No.505  

「1984年〜2000年までの 通年半旬平均値表」7〜12月分を紹介します。



意外と読んでいなかった気象学書 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/28(Sun) 17:06:48 No.506  

2005年始めから今月までに買った本を紹介します。

幼児期から気象・天文が好きでその分野の本をよく読んだものですが、病気で退職した2005年以降は、意外にも気象・天文学書はわずかしか読んでいなかったです。

気象観測を始めた頃から2003年ごろまでは、理論気象学書など数百冊読み、「気象予報士国家試験」を受験しようと思ったほどでしたから読んでいましたけれど、とうとう健康上の都合で電車にも乗車できないため受験は断念しました。

試験は1994/8の第1回が行われる数年前から日本気象学会の学会誌で「近い将来、予報に関する国家試験が行われる予定・・・」

と言われていましたから、準備をしていましたが、たまたま第1回の受験申請直前に整形外科疾患(脊髄神経障害)で入院してしまい断念。その後も後遺症で電車に乗車できず断念。

ここ数年の買った書籍を一覧にしてみましたら、なんとまあ退職してからも在職中の仕事の本ばかりでした。30年以上も従事していましたから工学系の本は現在でもスラスラ読めます。



気象測器の時代の流れ 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/04/14(Wed) 14:56:38 No.507  

写真は我家の1979年当時の百葉箱内部の様子です。

「自記温湿度気圧計(メテオログラフ)」
「フース型最高・最低温度計」

当時はこの組み合わせで気象観測をしていました。どちらの測器も現在は我家の押入れに保管してありますけれど、「自記温湿度気圧計(メテオログラフ)」は1983/4以降は室内空調管理用として2007年まで使い続けるも、老朽化して金属部分が腐食・折損し、とうとう使用不能になりました。

現在、気象測器メーカー各社から気象観測用として「自記温湿度計」を生産しているところを探したところ、ほとんどのメーカーは生産完了。

数社は美術館などの展示室の空調管理用として生産しているが気象観測用でしかも入手が便利 (受注生産品なら現在も数社あり) なメーカーは1社しか見つからなかった。

我家の「自記温湿度気圧計(メテオログラフ)」は、老朽化して精度維持困難なため、先月廃棄しようと思っていたが、今後この種の測器はだんだんなくなってしまうことから、観測の歴史として故障しているが保管しておこうと思っている。

ビデオデッキが「ベータ」から「VHS」に変わり、現在は「ブルーレイディスク」に変わりつつあるのと同様、気象測器もどんどん変わっていき、私が学生時代に理科で習った「自記温度計」も将来は教科書から消えてしまうだろう。

ここで、やっと思い切りがついた。「自記温度計」はあきらめて「データロガー」に変更しよう。これも時代の流れと思って。ただ、「データロガー」でデータ解析するにはパソコンが必要 (無くても使える機種もあるが、データロガーの便利さを活用するにはパソコン必要) なので総合的にはかなり高額になってしまう。

意中のデータロガーは数年前から決めている。あとは発注するかしないか、マウスでクリックするだけなのだが、それには勇気がいりますね。1977年から利用している理科学機器店でもFAXで発注できます。



本当に暖かいんです 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/04/18(Sun) 19:44:32 No.508  

この図は、春日井消防・西出張所 (名古屋空港滑走路南端から東へ約500m) の気象データに名古屋地方気象台の日照時間データを使用し、さらに名古屋地方気象台の全天日射量の平年値に天気に応じて補正係数を乗じて我家の気温の推定値を求めたグラフです。

赤の太線が我家の気温の推定値でして、それ以外の曲線は春日井消防・西出張所の気象、ピンクの棒グラフは名古屋地方気象台の1時間ごとの日照時間を10分ごとに換算したものです。

当地の本日の最高気温は、23.3゜、最低気温は4.6゜(最高最低温度計による)でしたから、推定値と実測値は0.5゜以内で一致しています。

春日井西出張所は我家と比較的環境が似ていますから 日の入りから日の出 までの気温はほぼ同じのことが多いです。(但し春日井西出張所の気温・湿度通風筒は地上約15mにあり)

昼間で晴天の日は我家は、公道に面した住宅密集地のため「陽だまり効果」もあってかなり暖かくなり、本当にこのグラフのように暖かいのか? と感じられるかもしれませんが、きょうは窓を全開にした2階の室内でも昼食時間帯には21゜に達し、布団を干したほどです。

朝9時30分には我家で既に16゜を超えていましたから、服装も1枚薄着にして名古屋城一帯の桜の観察に出かけました。

ただ、この推定方法は我家と消防署が同じ天気になっている季節なら活用できるも、盛夏の春日井市方面は雷雨が多く、消防署一帯が雷雨になっているときは5゜以上気温の差が現れることがあります。

小高い丘の上にある名古屋地方気象台のデータを使用するよりは正確に推定できますけれど、春日井西出張所も我家から約6km離れていますから、補正係数は日々調整が必要です。

春日井消防、春日井市役所など以前 春日井電報電話局に勤務していたときに近所を通って自転車通勤していましたから現地の町並みはよく知っていますし、現在も年に1回は現地へ行って測器の配置や周囲の環境を確認しています。(消防気象観測のため気象台のような広大な露場はありません)

ここまで推定できるならテータロガーは不要と感じますが、実測値と推定値ではやはり目的が異なります。ただ推定値ならほぼリアルタイム表示できます。データロガーは私の生活リズム(通院・リハビリなど)の都合から本日のデータは最短でも翌日の午後にデータ回収してからとなります。



まもなく30年 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/04/20(Tue) 14:53:34 No.509  

今年の5/17で私が気象図をファクシミリで受信開始してちょうど30年になります。写真は受信開始当時から現在までの変遷の一部です。写真編集の都合からかなり省略してあります。

私が気象庁から「気象無線放送」していることを知ったのは高校時代(1970年代前半)でして、工業高校・電子工学科でしたから、その通信方式も習ったものです。

気象無線FAXの実物はその頃に名古屋地方気象台で見ました。当時の気象台には「通信課」がありました。

仕事柄(元電電公社職員)、第1級無線技術士の免許をとらねばならず、その受験勉強のための参考書に「気象無線FAX」の写真が載っており、気象台以外にも一般販売されていることを知り、

「いつか これは なんとしてでも 買いたい」

と思うようになり、8年ぐらいかかって1980/4上旬に発注、5/17に我家に届きました。当時はまずアンテナ調整から始まり、職場のアマチュア無線家に機材が売っている店を教えてもらって、正常に受信できるようになるのに約1ヶ月かかったものでした。

以来、その後 受信方法は「電話FAX」「インターネット」と変遷するもこの30年間に受信した気象図 (インターネット受信では実際にプリントした図面で) の通数は5万枚を超えました。

気象無線ファクシミリ放送[JMH]は、現在は鹿児島漁業無線局から電波が発射されていますが、かつては電電公社の「検見川無線送信所(千葉県)」「臼井無線送信所(千葉県佐倉市)」「名崎無線送信所(茨城県三和町)」などと変遷しています。私のかつての同僚(お互い転勤族)にもこれらの無線送信所勤務の者もいました。

1980年代には、当時の同僚が、
「電電公社の無線送信所を借りて気象無線放送するのは回線使用料が高いとのこと・・・送信所の場所は周囲が農地であり・・・いずれ移転になるかも・・・私たちも配置転換になるだろう・・・」
ということをよく聞いたものでした。



10日間の気象 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/05/12(Wed) 12:25:55 No.512  

名古屋地方気象台の 5/1〜5/11 までの「1時間値」と「10分間値」を紹介します。

「1時間値」のデータに、我家の「最高最低温度計」による5日ごとの観測値と、気象台の全天日射量の値を使って我家の気温を推定したものが「1時間値」のなかの「赤い太線」です。(全期間を「5日ごとの最高・最低気温」で案分しています)

この期間は天気が安定していたため、実測値と推定値の誤差は0.3゜以内でした。



無題 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/05/12(Wed) 17:09:30 No.513  

1978年当時の気象無線模写通報[JMH]の放送スケジュールを紹介します。当時の気象学書にはこのような気象図の放送スケジュール表が掲載されていました。

私が名古屋地方気象台で初めて気象無線FAXの実物を見たのは、1978/3でして、仕事柄以前からFAXのことは知っていましたけれど、実際に買ったのは1980/5です。私が最初に受信開始した当時の放送スケジュール表でもあります。

当時の送信所は「電電公社・臼井無線送信所(千葉県佐倉市)」でして私のかつての同僚が勤務していました。



去年と今年の気温・湿度比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/05/15(Sat) 16:53:49 No.514  

2009年と今年の 
「5日ごとの 日最高気温・日最低気温・日最小湿度を比較した図」
を紹介します。

今年の4月以降の日最高気温は、去年よりやや低めの期間がありますが、日最低気温については去年も今年もそれほど大差ないようです。

また日最小湿度もそれほど大差ありませんが、これは湿度センサーの劣化度判定に役立ちます。

近年の湿度センサーは便利になったとはいえ、乾湿計や毛髪湿度計による湿度と測定原理が異なりますし、まだ湿度センサーは寿命が2〜3年程度ということもあり、前年と比較して急激に「低湿」を示していなければ観測可能と判断できます。

メーカーによっては静電容量式高分子膜湿度センサの寿命が 10年 という製品もあります。たぶん(ヴァイサラ社製・私が利用していた理化学機器店の店員さんが勧められるも、あのメーカーは気象官署などで使われる測器で非常に高価です)

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去年の6月上旬前半が「プロットなし」になっているのは、健康上の都合で欠測



当地の平年値 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/05/31(Mon) 18:05:22 No.515  

私の住んでる地域の気温の平年値を再現してみました。従来の平年値より約0.5゜程度高くなりました。

それに2009/12からの日々の気温の当地の推定値を重畳しました。

当地の「日最高気温」は、名古屋地方気象台の「日最高気温」に「1日の全天日射量の約10%」を加算した値、

当地の「日最低気温」は名古屋地方気象台の「日最低気温」の約[1.05]倍、

当地の「日平均気温」はかつて当地で観測していたときの「日最高気温」と「日最低気温」の平均値の約[0.97]倍であること、

などを利用して推定しています。1年間を同じ推定方式で一律に計算させると、日によって実測値と1゜程度の推定誤差が現れます。

5日ごとの実測値で較正した値は0.3゜程度の推定誤差なのですが、私の健康上の都合でここ数ヶ月非常に体調悪く、5日ごとの実測値することも困難なことがあり、再度数年前の方法を実施してみました。

仮に推定をせずに、名古屋地方気象台の気温をそのまま当地の気温と比較しますと、雨天の日は1日中ほぼ同じですが、晴れた日ですと「日最高気温」では当地のほうが気象台より5゜ぐらい高いですから、気象台の気温をそのまま当地の値に代用することはかなり不自然なため、この手法を使用しています。

かつては「全天日射量」が公開されていなかったので推定が難解でしたが、それが公開されたおかげでかなり推定精度があがりました。

推定方法を改良(回帰式の改良)して推定精度がさらに向上したら、推定値を当地の実測値として代用する予定をしていますけれど、精度を維持・確認するには実測も必要でして、百葉箱・温度センサーは撤去できないです。



気温推定方法変更 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/06/07(Mon) 17:44:31 No.516  

気象台の気温から当地の気温を推定する方法を変更して検証中。

従来の方法では、

・特に冬季の早朝、気象台より当地が冷え込んだ場合でも推定値が1゜近く高めになってしまう。

・夜間に雨が降った場合は当地の気温の下がり方は気象台より緩やかであるが、従来の方法ではそれが反映されなかった。

この2つについて新たに回帰式を修正した図を紹介します。

1999年から2004年まで使っていた (現在は既に老朽化のため処分したが) チノー社製のデータロガーが、現在も全く仕様変更なく生産継続しているため、再度この測器を買ってモバイルノートパソコン (デスクトップの予備機として保管してあります) を百葉箱まで運べばデータ収録も欠測なく作業できそうだということがわかりました。

そのノートパソコン(重さ約1.5kg)を百葉箱の場所へ運んでデータ収録させることになるわけですが、仮にそれを実施した場合に作業可能だろうかと、ノートパソコンを運んでみましたが、いくら軽量であっても腕が不自由な私には、百葉箱の場所での収録作業は困難であることがわかり、その方法はあきらめました。

腕が不自由ということは、こんなことまでも影響してしまうのかと感じた。



ゲリラ? 投稿者:ぬこ 投稿日:2010/07/16(Fri) 17:32:20 No.518  

帰る途中に気づき 屋上で取りました
これってゲリラ豪雨?



連日゛日最高気温40゜以上」 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/07/27(Tue) 11:38:24 No.519  

ここ数日、我家の庭の百葉箱の観測では 連日「日最高気温が10゜以上」が続いています。

過去にもこのような暑さはありましたけれど、加齢とともにだんだんつらくなってきました。

グラフの細線は名古屋地方気象台の毎正時の値、赤い太線は我家の気温で、最高・最低温度計を使用して推定補間してものです。

この時期は気象台も我家も同じ天気のことが多いため、実測値と推定値の推定誤差は0.2゜以内でした。たまたまどちらかで雷雨等があれば、推定値の誤差は大きくなります。

我家の周辺の環境は、私の幼児期(1950年代後半)とほとんど変化しておらず、昔から住宅密集地でしたが、昔は、

・道路は舗装されていなかった。
・駐車スペースを設置する家庭はほとんどなかった。
・昔は平屋建てがほとんど、近年は2階建て以上や集合住宅か増え、現代のほうが空地が増えたものの、その空地のほとんどが駐車場に変わった
・我家の両隣も公道側がコンクリート床駐車スペースに変わった
・近所の小さな森林も駐車場になった

など、地面の環境はかなり変わってきました。

雨が降っている日は湿度は高くなるも、翌日晴れれば湿度は急降下するため、昔のような「蒸暑さ」は減った。それに類して「霧」が著しく減った。1970年代までは小さな交差点の信号機のランプも見えないほどの濃霧はよくあった。



7月の気象 紹介 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/08/02(Mon) 10:30:00 No.521  

我家の7月の気象を紹介します。気温以外は名古屋地方気象台の1時間値。気温は我家の地域特性で補正した値です。

今年は梅雨明けがはっきりしていて、急激に暑くなったために私も近年になく「夏バテ」です。冷房していても外気が高すぎて昼間は室温が30゜までしか下がらないんです。

日の入り後は外気温もさがってきますから、室温は25゜程度までは下がります。

エアコン室外機は1年中日陰で風通しの良い場所に設置してあるものの、外気が40゜をこえるとエアコンも能力限界だそうです。

気温推定値は、7/27に実測値より1゜低くなりましたが、たぶん当地と気象台で天気が異なっていたもようです。たの期間はほぼ0.3゜以内でした。

データロガーを再度検討しましたら、私のパソコンの仕様では対応できなかったことがわかり、あきらめがつきました。買うならばパソコンまで買い替えが必要になってきそうで、そうなると30万円以上の費用がかかり、それならば気象官署で使っているセンサーが買えてしまいます。

従来の自記温湿度計で気象観測用として生産しているメーカーは、「いすず製作所」ほか2〜3社まで減っしまいました。

「いすず製作所」は気象庁の測器検定機器も製造しているメーカーで、私も1981年に東京管区気象台測器検定室で見せてもらいました。



数値予想図 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/08/15(Sun) 20:39:36 No.523   <HOME>

「名古屋市水防システム」のホームページには、ウェザーニュース社から名古屋市の数値予報が3時間ごとに発表されています。

そのデータをグラフ化したものを紹介します。

生データをそのままグラフ化すると読みにくいことや、数値予想では一般に相対湿度は高めに計算される「くせ」があるため、自分で補正して参考にしています。

凡例と単位は省略しましたが、気温、露点、相対湿度、不快指数、相当温位、風向、風速(KT)、降水量を表示しました。

気圧が発表されないので、露点、相当温位の計算の都合上、一律「1013hPa」として計算しました。気圧が50hPa変化してもそれらの計算値への影響は微量だからです。

気温はなるべく私の住んでいる街並みの気温に合うよう、若干地域補正してありますが、生データでは早朝の最低気温出現時間帯でもやや高めになる「予報のくせ」があるようです。

名古屋の予報というより、愛知県尾張西部・尾張東部の平均と考えたほうがよさそうです。



夏休み自由研究 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/08/24(Tue) 16:16:35 No.526   <HOME>

私がはじめて気象観測をしたのは、小学2年生(1964)の夏休みです。

当時も「夏休み自由研究」という課題があり、テーマは生徒がそれぞれ決めますが、私は母から、

「気象観測をしてみなさい」

と勧められ、自宅(当時は平屋建て)の一番南側の公道に面した部屋に私の机がありましたから、その部屋の気温を計っていました。

当時から既に気象に興味があり、最低気温は日の出頃、最高気温は14時ごろ、平均気温は9〜10時ごろということを知っていましたから、生活の都合から、10時と14時の気温を計っていました。(図の中では最低気温も復元してみました)

当時はまだ我家の前の公道は舗装されておらず、晴れが続くとモーレツに暑くなり、砂塵が舞い上がるために当時の名古屋市土木出張所(現・西土木事務所)の散水車が出動して道路に水撒きしていました。

当時の私の宿題の記録はもう残っていませんから、気象庁ホームページから名古屋地方気象台のデータを受信して、地域補正をして復元してみました。

まだ記憶にありますが、部屋の中で計っていましたけれど37゜前後の猛暑が続くも朝晩は涼しかったです。つまり昼間は現代同様暑くなったものの、その暑い時間帯が現代より短かったです。



父島の気圧 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/08/27(Fri) 11:09:22 No.530   <HOME>

夏の暑さは太平洋高気圧の位置・強さなどに左右されますが、「太平洋高気圧の強さ」と言っても一般にはなかなか ピン とこないものです。

昔の気象学書には 「銚子の気圧に注目しろ」「父島の気圧に注目しろ」 なんてことがかかれていました。現代なら高層気象データは気象庁ホームページで簡単に受信できて、その 500hPa高度 を平年値と比較できますが、地上気圧の推移を監視するだけでも十分でして、

図は父島の気温と気圧ですが、6月以降、平年より5hPa程度高い状態が継続しています。通常は 平年値を挟んで 上がったり、下がったり するものですが、今年は 上層寒冷低気圧が通過したときだけ下がったものの 高めに推移しています。

これが平年並みに変動するようになれば、本土の猛暑も解消か。



2000年以降の「気温(推定値)」 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/09/03(Fri) 21:30:35 No.532   <HOME>

我家の2000年以降の「気温の推定値」を紹介します。

日々の推定値(名古屋地方気象台の観測値を地域補正した値)をさらに「5日移動平均」した図です。

2003/9に記録計老朽化で観測終了後、2004/7までデータロガーで観測を続けてましたが、データロガーも老朽化してきたためにそれを機会に観測を終了させました。

2002/2からは、翌年には記録計が寿命を迎えると予想していたので、その頃から名古屋地方気象台のデータに「地域補正(回帰式・最小二乗法の応用)して当地の値としてきました。

2000年〜2003年までは、実測値と推定値の両方が残っているために、回帰式をいろいろ修正し、現在も日々回帰式の係数を調整して検証中ですが、ひとまず「5日移動平均値」を紹介します。

月報はまだ作成していませんけれど、それができれば「年報」も作成可能ですけれど、まだかなりかかりそうです。

しかし、地域補正の係数を微細に調整しても、日々の値は気象台と我家の天気の違いで日最高気温に1゜程度の推定誤差が現れることはあるものの、月平均値に与える影響は 0.2゜以下に治まると予想しています。

「日最低気温」については、起時が日の出前後で天気の違いの影響が少なく、推定値でも十分代用できそうです。

1977/7観測開始以来の手書の月報は、枚数にして1000枚近くあったためにとうとう保管に困り(押入れの床が抜けそうになるなど)、2年前に処分しました。

自記紙も、100kgを超える分量になり、これも処分しました。とても個人で保管できるものではなく、今後は、過去のデータを見る場合は、「地域補正」の手法を使って調べることにしたわけです。

「地域補正」の手法で「推定値」ながらも、実測した場合の温度計の最小目盛以内の誤差で推定可能なことがわかりました。但し、そうはいっても最大で、日々の値で特に「日最高気温」に1゜程度の推定誤差は避けられないです。

気象台と我家は約7km離れていますから、同じ名古屋市内といえどもかなり気候が違い、これを他の地域で言えば我家と小牧市ぐらいの距離ですから、推定には限界を感じます。



9月も猛暑続く 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/09/14(Tue) 17:15:55 No.533  

当地(西区と北区の区界)の7/1以降の気温を紹介します。

気温推定のための回帰式を一部修正しました。回帰式のなかに「太陽高度角」の項を挿入しました。以前は「全天日射量」と「日照時間」を使用していましたが、高層曇で「日照時間ゼロ」の場合に気温推定値が低めに現れるため、「日照時間」の項を削除して「太陽高度角」の正弦をとった値を挿入してみました。

計算上は、0.2゜程度改善できました。

9/12は気象台と当地の天気が違っていたらしく、「日最高気温」の推定値では 39.1゜ですが、実測値では40.4゜と1.3゜の推定誤差が現れましたが、そのほかの日は大きくても0.5゜以内です。

「日最低気温」は起時からして日射の影響が微小なために推定値・実測値の差は0.3゜以内でした。

我家は東西の道に沿った南向きの家屋なため、盛夏は常時室内生活しているのに、腕が日焼けするほどなんです。半袖の衣服着用しているため、上腕あたりで「日焼けの跡」がクッキリわかります。

この夏の猛暑で、私と母はさらに体重が減り、まだ食欲も回復してこないです。猛暑・熱中症・胃腸障害・下痢・食欲減退・疲労・猛暑・・・の悪循環はまだ続いていますが、もうそろそろ涼しくなるでしょう。

在職中も「敬老の日 9/15あたり」までの我慢だよ と同僚たちと話したものです。

30゜を超える日は「名古屋祭り」あたりまではありますが、30゜以上になっている時間はせいぜい2時間程度です。

現在(9月中旬)は、9時頃〜19時頃まで10時間以上はありますが日の入り以降の気温の下がり方が大きくなってきました。



気温確定値 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/09/21(Tue) 21:09:45 No.534   <HOME>

2009/12以降の当地の気温確定値を紹介します。

今まで名古屋地方気象台の気温に、全天日射量、日照時間、太陽高度角、回帰式の係数などを操作して当地の気温を推定し、「5日ごとの日最高気温・日最低気温の極値」で補間操作をして当地の実測値としてきましたが、日によって特に「日最高気温」の推定値が実測値より2゜近く高めに現れることがあり (多くても、月に1回程度です)、今回はその推定値を「異常値」としてさらに補正し、図のような確定値にしました。

それにあわせて、当地の平年を修正しました。1990年代、既に特に「日最高気温」がいつも平年値より低めに現れる傾向が現れはじめ、当時は1984年以降のデータで平年値を求めていましたが、当地近所周辺の環境が変わり、従来より気温が高くなる傾向にあります。それで去年から過去10年平均値を当地の「最近10年間の平均値」としてそれを準平年値として代用しています。

9/17からは、「毎日観測」に変更しましたが、健康上の都合からいつまでつづけられるかわかりませんから、10年前に使用していたデータロガーの改良版がメーカーから出ていることがわかり、もうしばらく様子を見て、そのデータロガーを発注する予定です。(データ収録器とあわせて一式 約5万円)

10年前はデータ収録器を使わず、データロガー本体表示をノートに記帳していました。(そのぐらいパソコンを使うのが苦手でした)



この夏、一番暑かった日 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/10/02(Sat) 11:58:28 No.539   <HOME>
この夏、日最高気温が一番高かった9/4とその前日の我家の気温他の曲線を紹介します。

図は、上から
・「春日井市消防本部・西出張所」のリアルタイムデータに、気温に地域補正して我家の気温を重畳した図。

・9/3、9/4の名古屋地方気象台のデータに地域補正をして、我家の気温を重畳した図。

・地域補正の項に、全天日射量の項を挿入していますが、そのうちの「全天日射量」の補正値曲線を表した図。

「全天日射量」の補正値曲線は、太陽高度角・日の出・日の入り時刻の季節変化に応じて使い分けするため、複数の曲線を用意しています。実際にはさらにこの値に、当日の10分間ごとの日照時間にあわせて「0.3〜0.8」程度の係数をかけます。

一番上のリアルタイムの図は、仮にデータロガーを買ってもそのデータロガーでリアルタイムの気象を見ることが困難ために受信しているものです。



この夏 一番暑かった日 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/10/02(Sat) 12:00:53 No.540   <HOME>

「この夏 一番暑かった日」の図面挿入忘れ。



8月・9月の気温紹介 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/10/04(Mon) 18:10:43 No.541   <HOME>

8月と9月の我家の気温と、名古屋地方気象台の日照時間の状況を紹介します。

気温は、太線が当地の実測値、細線が名古屋地方気象台の気温から地域補正した当地の「推定気温」です。

9/16までは、推定値を、さらに5日毎の「日最高気温の極値」「日最低気温の極値」の実測値で補間補正していました。
9/17からは毎日、「日最高気温」「日最低気温」を実測しています。

推定値と実測値の差が開いた日は、
・日照時間が短い日
・日照はあっても日最高気温が現れる時間帯に、たまたま陽射しが無かった(曇った)

などの原因で推定値と実測値の差が大きくなっていると考えられる。

いずれにせよ、実即しないと検証ができないため、できるだけ実測を続けていく予定です。



データロガー画像 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/10/15(Fri) 15:27:56 No.542   <HOME>

本日入荷したデータロガーの画像を紹介します。
11時30分ごろから作業をはじめ、13時30分ごろ終了し、その後「モニタリング」で1分間隔で表示しています。

最高気温が高いのは、作業中の私の手の体温の影響のためでして、正式な気象データは 13時30分以降です。現在試用中でしばらく様子をみて使い慣れたところで 気象観測専用機のノートパソコンへ回線切り替えする予定です。

百葉箱の外壁をアルミテープで何度も補修していること、家屋外壁もトタンですから、直線で10mの距離でも時々無線回線が切れます。

気温・湿度の数値は、13時30分以降で 現在使用中の 測温抵抗体と比較して 約0.5゜高めに現れています。湿度は買って3年経過した「ワイヤレス温湿度計」の湿度表示と比較して ほとんど一致しているのには驚きました。



データロガーとの比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/10/17(Sun) 16:33:11 No.543  

10/16の 各地の気温・湿度の比較を紹介します。

・名古屋地方気象台
・春日井市消防本部・西出張所
・我家(西区と北区の区界)のデータロガー
・春日井市消防本部・西出張所の気温に地域補正した我家の気温推定値

推定値の元のデータは、地形が我家と似ている春日井市消防本部・西出張所の気温を利用しています。

気象台も、消防署もどちらも我家から5km以上離れているため、必ずしも同じ天気(日照の「有無」など)とは限らないため、同じ値になることはありませんが、気温の推定値とデータロガーの傾向が似ています。

データロガーはセンサーが本体の内部に内蔵式で、我家の百葉箱は自然通風式なため、細かい変動は現れにくいです。

まだ使用開始して2日ですが、測温抵抗体(Pt100 JIS A級)と比較して0.3〜0.5゜高めに現れているようですが、昼間の最高気温が現れる気温変化が緩やかな時間帯は、ほぼ一致していました。

夕方から翌朝にかけての気温が下がる時間帯では、データロガーのほうが感度が鈍いようですが、その差は0.5゜程度でした。

感度などが異なるセンサーを比較しても意味がないですけれど、仮に百葉箱を強制通風式にすれば、もう少し差が小さくなるでしょう。

かつて使用していた「自記温湿度計」と比べれば、センサー部が小型なデータロガーは精度も感度もいいと感じます。

「自記温湿度計」は、記録紙取替日が大雨だったり、暴風だったりしますと交換作業が大変だったものでした。

(記録紙交換は玄関先の室内でしていましたが、交換後 本体を大雨の中、百葉箱まで運ぶのが大変でした 昔の気象台も大変だったでしょう)



データロガー 移設 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/10/21(Thu) 13:54:40 No.544   <HOME>

無線式データロガーを百葉箱設置して、室内のパソコンでリアルタイム表示させていますが、時々無線回線が切れること、データ収録中も回線が切れてしまうため、以前から百葉箱以外の、我家の2階北側の軒下(地上 5.3メートル)の「気温・湿度」観測を予定をしていたために、本日12時にその場所へ移設しました。

移設前の百葉箱の気温・湿度と名古屋地方気象台のデータを紹介します。

移設後の場所は、3年前にT&D社のワイヤレス式「おんどとり」を使用していましたが、その機種はリアルタイム表示の機能が無かったために数ヶ月使用して中止しました。

この場所は夏季のように日の出・日の入り時間帯で真東・真西よりやや北よりから直射日光が差し込む時間帯でも隣家の日陰になり、センサーに直射日光が当たらない場所です。

百葉箱に設置するデータロガーは既に機種選定済みであり、あとはいつ発注するか。10年前使用していた製品の改良型です。

(毎月 医療費だけで3万円もかかっているために 健康だったら すぐ発注できるのですが)



気象監視パソコン 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/10/23(Sat) 17:48:24 No.545  

気象監視している状態の我家のパソコン画面を紹介します。

デスクトップは「春日井市消防本部・西出張所」
   ノートは「おんどとり RTR-322」

老眼でピント調整ができないため、ややピンボケです。

百葉箱の場所(家屋南側公道沿いの庭・地上1.5m)の「気温・湿度」と、家屋北側地上5.3mの「気温・湿度」は、ここ2日間の推移はほとんど同じでした。

家屋北側地上5.3mといっても周囲は2階建て住宅ばかりですから、建物の高さそのものが6m前後あるため、百葉箱の位置でも、家屋北側地上5.3mでもほとんど変わらないようです。(センサーは北側に隣接した家屋から10mぐらい離れていて風通しは すこぶるヨシ)

当地は住宅密集地なため、地上0mも、地上5mも どちらも地上のような環境ですから、地上10m程度なら多少 差があらわれるかもしれません。



データロガー試験 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/10/29(Fri) 13:27:36 No.546  

データロガーを設置してから昨日(10/28)までのデータを紹介します。

グラフの「気温」「湿度」「露点」がデータロガーによるもの。そのほかの要素は名古屋地方気象台の値で、どちらも「10分値」です。

グラフで下側の時間軸の拡大図は、「簡易型」から「精密型」に変更した日を含む2日間です。どの時刻に交換したかわからないほど連続性が保たれています。

交換した時刻は 10/27の18時00分で、その時刻のところに「赤点」を印しておきました。気温曲線でその時刻に「わずかな突起」が現れているのが データロガーを交換したときの不連続が現れています。

簡易型は気温については「精密型」と性能は差がないようですが、湿度は曲線をよくみると簡易型のほうが「段書き」していることから、精密型よりも簡易型のほうが感度が鈍い(時定数が大きい)ようです。

11月から「精密型」で気象統計をとり「簡易型」はモニター用として使用することにします。

「精密型」のデータ収録は百葉箱から本体だけ取外して、室内のパソコンで収録しましたが、わずか1分でできました。これなら11月発売予定の赤外線データコレクターは不要と感じます。

今のところ収録は 5日毎か1週間毎にする予定で、確定値を求めるまでは「ワイヤレス温湿度計」で代用する予定です。
これまで、簡易型と「ワイヤレス温湿度計」の比較でも それで十分なデータが得られることも確認しています。



データロガー試験観測 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/10/29(Fri) 21:20:06 No.547  

簡易型のデータロガーの日々の気温を紹介します。

10/24以降は、設置場所をいろいろ変更しているため、昼間の気温は不正確です。今後は「精密型」に以降し、「簡易型」はモニター用、実験用として使用していきます。



簡易百葉箱 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/11/07(Sun) 17:02:39 No.548  

「おんどとり・RTR-322」を家屋南側の物干台床上2m(地上6m)の場所に設置した状況を紹介します。

四角の容器は「100円ショップ」で母が買ってきたプラスチック製植木鉢でして、底の穴を大きくし、側面の北側にも穴を開けた。

位置は外壁から約20cmで、これ以上南側へ突き出すと「冬至」前後頃には直射日光が当たってしまう。

外壁に近ずけすぎると、外壁表面を「かげろう」のように立ち上る熱気の気温を計ってしまう。この位置が両者のぎりぎりの場所で昨日、外壁の表面温度を赤外線放射温度計で測ったら60゜あった。

20cm離すと外壁の影響はかなり少なくなる。屋根裏の表面温度でさえ40゜近かった。(盛夏は太陽高度角が高いために、物干台床面も軒の日陰になるため、かえって盛夏のほうが自然の気温に近い)

2日前まで、家屋北側の軒下(地上5m)の場所、そのほかいろいろ場所を変えて設置してみましたが、電波の伝わりやすさからしてひとまず写真の場所でしばらく様子を監視。

家屋北側軒下は、電池交換作業のときに本体を地上に落す恐れと、私自身が窓から転落する危険もあるため、とりやめました。(安全が確保できれば 戻すかもしれない 本当はこの場所のほうが自然の気温に近いため)

メーカー説明書では「見通し距離50m以内」となっているが、家屋の各場所で使うとなると、壁で電波が減衰し、せいぜい5m程度しか届かない。

以前使っていた「小型防水ワイヤレスおんどとり」も屋外へセンサーを設置すると、わずか3mでも電波が届かなかった。



気温比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/11/14(Sun) 18:08:54 No.549  

データロガーによる観測を開始し、地域補正による推定値を使用しない実測値が得られるようになったことから、各地の気温の比較をしてみました。

ほぼ1日中 日照があった 11/6 の値で比較しました。

日照が無い日は、いずれの場所も1゜程度の差しかないですが、日照がある日は、アスファルト舗装道路に面した我家では、どうしても地面の影響を大きく受けます。

しかしその気温が私の生活している場所の気温でもあり、室温はこれよりさらに1〜2゜程度高めになっていますから、地域・街区によってかなり気温差が現れます。

これでは盛夏に「熱中症」になってしまうわけです。この夏は私(53歳)と母(76歳)が、8月上旬に熱中症にかかり、今月になってやっと回復し、食事もほぼ元に戻りました。体重は私が4kg、母が6kgも急減してしまいました。



データロガー比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/11/21(Sun) 16:26:51 No.550  

2種のデータロガーの比較を紹介します。

太線は 高性能型の [TR-77Ui]
気温分解能 0.1゜ 湿度分解能 0.1%

細線は 簡易型の [RTR-322]
気温分解能 0.1゜ 湿度分解能 1%

簡易型はワイヤレス式のため、観測室との無線通信を確保するために百葉箱の内部に設置できず、百葉箱北側の屋根の下・地上1.7mの位置に仮設置しました。今後通信確保できれば百葉箱内部へ設置する予定ですが、それぞれのデータロガーは仕様も異なり、また百葉箱内部といえども、同じ場所に複数のセンサーを設置すると通風も悪くなるため、10センチは離すことになると思う。

簡易型は、モニター用として使用することを目的として設置したものの、グラフからしてこれだけ両者の差が少なければ百葉箱内部の気温の点検・監視用として使える。

湿度差が5%あるが、湿度は計測が困難な要素なので、5%の差なら上等でしょう。通風乾湿計を使っても3%以内の精度を確保することが困難なこともあります。

ただ、百葉箱北側は、春分〜秋分の間は早朝と夕方にそれぞれ30分程度直射日光が当たるため、小型の樹脂製植木鉢を百葉箱の代用としたとはいえ遮光対策をせねばならないが、来年3月上旬までは大丈夫だろう。

グラフ内に名古屋地方気象台の日照時間、瞬間風速、感雨(いずれも10分間値)を入れました。



11年間平均値 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/11/30(Tue) 16:46:39 No.551  

当地の2000年から今年(10/30まで)までの11年間平均値(暫定値)を紹介します。

細線は、11年間の単純平均
太線は、単純平均値をさらに移動平均したものです。

近年は、冬季でも単純平均値でさえ「日最低気温」が氷点下になることが少なくなりました。私が20代まで(1986年まで)の名古屋は、冬季に「日最低気温」が[-5゜]以下になることはよくありました。

東部にある気象台は都市化の影響が大きいですが、西部(特に現在の西区・中区)はもともと100年ぐらい前から既に都市化していましたから、名古屋市も地域によって気候変化に違いがあると思います。

私が中学生時代の名古屋市東部(特に現在の名東区・天白区)は、まだ野山が多かったです。現在の名東区にある中学校へ計算尺の競技会(1971)に行ったときは、市営バスの車窓から眺める風景は、広大な原野でして、

「こんな 人が住んでないところに 中学校があるんだろうか・・・」

と感じたほどでした。



11月の気温紹介 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/12/01(Wed) 14:38:54 No.552  

11月の、我家の庭の百葉箱での気温を紹介します。

データロガーの操作ができない場合に備えて、推定値による方法は現在も継続していますが、1ヶ月ごとに推定値をデータロガーの値(実測値)に置き換える方法にしました。

日によって気象台と我家で天気が異なる場合(気象台の日照時間で代用)は、推定値と実測値に開きが大きくなりますけれど、日平均気温で比べると両者の差は少ないです。



ほぼ真冬日 投稿者:名古屋お天気センター 投稿日:2011/01/18(Tue) 21:55:59 No.553  

1月16日の名古屋地方気象台の毎正時データでは24回とも氷点下の気温。
日中の最高気温は0.0℃と非常に厳しい寒さとなりました。



2010年の 我家の気温紹介 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2011/02/05(Sat) 16:53:08 No.554  

2010年の、我家の庭で観測した気温を紹介します。

10月上旬までは「最高・最低温度計」を使用し、「日平均気温」は名古屋地方気象台の値を地域補正した推定値を使用しています。

10月中旬から「最高・最低温度計」と、データロガーを併用して記録開始しました。

湿度については現在検証中でして、2種類のデータロガーを比較していますが、どちらもほぼ同等の精度を維持しており、2010/11に遡って正式に観測再開させる予定です。

健康上の都合から 1977/7〜2003/8 までのように統計はとらない、残さない つもりでして、我家の空調管理・家族の健康管理を目的に観測を続けるつもりです。

我家の街区、家屋周辺の環境から年間を通じて「日較差」が大きいです。去年の夏に私と母が熱中症にかかりましたが、半年たった現在もまだ回復していないです。



非常に乾燥した 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2011/04/01(Fri) 17:07:07 No.555  

3/28は、たぶん我家の観測値としては観測開始以来(1977/7)の最小湿度が現れたようです。その状況を表すグラフを紹介します。

これは「高性能タイプのデータロガー」によるもので10分間間隔で収録しています。

家庭用の最高最低温湿度計では、当日の最小湿度は11%でしたが、その測器のメーカー仕様では最小湿度は25%までなので、正確性が疑わしいものの実際には「家庭用」でもほぼ同値でした。

私が2003年まで使用していた気象庁規格の「塩化リチウム露点センサ」による方法(JMA-80型地上気象観測装置と同じ仕様)ではとても観測不能な「低湿」でした。

名古屋地方気象台は先月、(JMA-95型地上気象観測装置)から、(JMA-10型地上気象観測装置)に更新したようですね。だいたい15年ごとに更新していますから、「もうそろそろだな」と予想していました。

私が最初に名古屋地方気象台を訪問した当時は、(JMA-80型地上気象観測装置)の前身の観測装置で、当時の装置のほうが

「ここで 気象観測・気象監視している」

という雰囲気が感じられたものでした。当時は観測課があって観測者も常時2人いて、自記記録計や水銀気圧計の読み取りをしていました。1981年に仕事で横浜地方気象台へ行ったときも、まだ(JMA-80型地上気象観測装置)更新前の観測装置でした。

当時の気象台庁舎内の雰囲気は、観測・予報・通信・・・みんな人海戦術・手作業でした。通信課では観測データを「国際気象通報式」にして紙テープにさん孔し、本庁へ気象電報を送信していた時代です。



気圧計設置 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2011/04/28(Thu) 21:01:45 No.556  

本日(4/28)夕方、アネロイド気圧計が届きました。設置した様子の写真を紹介します。

左から、
「室内用 温湿度計」
「ワイヤレス温湿度計(センサーは百葉箱)」
「室内用 最高最低温度計」
「アネロイド気圧計」
「簡易型データロガー受信用 ノートパソコン(センサーは百葉箱)」」
「気象情報処理用 デスクトップパソコン(インターネットに接続)」

本日届いた気圧計は、「一般用」ということもあって梱包が驚くほど簡易でして、輸送中の振動や荷役作業によく耐えられたものだと心配しましたが、我家の標準器と比較して 0.2hPa程度の差で安心しました。

1979/3購入の気象庁検定品の気圧計の時は、梱包が1m立法もあって玄関に入らず、屋外で開梱したほどです。今回は30センチ立法以下だったんですよ。



我家の電力消費量 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2011/05/20(Fri) 11:52:13 No.557  

我家の電力消費量を紹介します。

我家では冷房も暖房もしない 5月と11月が1年で一番 電力消費量が少なく、これが我家の「ベース電力」と考えられます。年によって家電の老朽化による買い替えで変動しています。

気象測器は2003/9に老朽化ですべて止めましたが、その影響は2004/5に現れそうなるも、家電やパソコンの買い替えで「陰に隠れてしまい」測器停止の影響はあまり現れていなかったです。

1998年までは、私も勤務していましたからその頃は多少電力消費量が少ないと思ってましたら、意外とそのようなことはなく、これは家電等の買い替えのほうが影響していたようです。



6月下旬 猛暑 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2011/07/01(Fri) 10:45:58 No.558  

6月下旬の我家の 気温・露点・湿度 の状況を紹介します。

5月から、データロガーのセンサ部分の通風性を向上させましたら一段と検知感度がよくなりました。またこの機会に 収録間隔をこれまでの「10分間」から「5分間」に変更しました。



暑中お見舞い申しあげます。 投稿者: 投稿日:2011/07/17(Sun) 21:09:11 No.559   <HOME>
前略 何時も利用させていただき有難うございます。気象台よりこちらを信頼いたしております。

本日、12時過ぎの最高気温までで、観測機録画とまっておりますのが気になって書き込みいたしました。

お体に何かお変わりが出たのではと心配いたしております。もしお一人でこの記録を観測、表示されておられるのなら、大変なご苦労だと存じます。

どうぞご自愛ください。



気温推定の状況 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2011/10/25(Tue) 21:23:26 No.561  

データロガーの取り扱いミスなどに備えて、気温の推定は現在も継続していますけれど、推定値と実測値の誤差を表したグラフの一例を紹介します。

名古屋地方気象台と我家は約7km離れているために、両者で異なる天気になった日の「日最高気温」の推定誤差は最大で3゜近くなりますけれど、「日平均気温」「日最低気温」はおおむね1゜以内で一致しています。



簡易型通風筒 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2011/11/16(Wed) 16:02:17 No.562  

簡易型データロガーの設置場所を、以前は2階の物干台の軒下に設置していましたが、この時期から春にかけて太陽高度角が下がるため、外壁に直射日光が当たり、異常高温を示してしまう。

それで、しかたなく百葉箱内のセンサーとの無線中継用として使ってきたが、せっかくのデータロガーを外壁から離して直射日光の影響を受けにくい物干台の柱に設置できれば外壁の影響は避けられるはず。

押入れに長年 (30年近い) 保管してあった廃材 (コーヒークリーミーの蓋、ラベルの巻芯「紙菅」) を利用して写真のような通風筒を作り、内部に 簡易型データロガー を挿入し室内のパソコンと無線で接続してみた。

数日前から 通風筒の形状、外側の日光遮蔽の工夫を何度も変更し、まずこれで試用してみる。この場所にこだわるのは、洗濯物の乾き具合と私が常時居る観測室の直近屋外の環境に一番近いためでもある。

通風筒の長さは 17センチ 直径は 5センチ 通風方式は自然通風。地上 6メートル ですが、町内一帯はほとんどが2階建て家屋なため、地上6メートルといっても 地上1メートルのようなものです。

本日(11/16)のところ快晴で日最高気温は百葉箱の場所と2゜以内 (以前の軒下外壁の場所では 冬季は10゜近く高めだった) で、これなら大丈夫だろう。

市販の超小型百葉箱も考えたが、それを取り付けると洗濯物が干しにくくなりますし、価格も4万円もします。

新名西橋の道路気象観測用の 小型百葉箱を参考にしました。



簡易型通風筒-2 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2011/11/17(Thu) 13:35:50 No.564  
通風筒の外径は60ミリ、内径は50ミリ でしても紙菅の厚みは5ミリあります。昔の紙菅は必要以上に頑丈に製作されていて、これに私 (体重 61kg) が乗ってもつぶれないです。

強度的にはサランラップの紙菅で十分ですが、それでは内径が細すぎます。一時は牛乳パックも考えましたが長期使用には耐えられません。

紙菅そのままでは直射日光を反射しませんし、水に濡れれば弱くなりますから、今回はまだ試験段階でこの紙菅に白いテープを巻き、さらにアルミ粘着テープを巻きました。

アルミ粘着テープを巻きすぎると、内部のデータロガーから発射する電波が遮られてパソコンに接続してあるUSB型の無線機

 (パソコン側が インタロゲータ、 データロガー側が トランスポンダ の役割をしている)

にデータが届かなくなりますから、最初は白いビニルテープだけにしましたが、アルミ粘着テープでどの程度 電波が遮られてしまうか ということも確かめたかったのでこの方法でしばらく様子をみます。

これで十分 気温データが妥当ならば 紙菅を PVC菅(水道菅)に変更して白いビニルテープを巻く予定です。

本当は 菅を二重にして断熱効果を高めて 直射日光の影響をさらに軽減させることも検討しています。

白色のプラスチック植木鉢 (アイリスオーヤマ製など) を2つ重ねる方法も数年前から図面を描いてますけれど、私は手が不自由で工具も使えない体になってしまったために、なるべく手間のかからない方法を探し出すことのほうが大変です。

現在接続している2004/12製のデスクトップパソコン側は、この簡易型データロガーのモニターは可能なのですが、データの収集が OS の都合から不能なため、通風筒の性能をしばらく監視して、「これで ヨシ!」 と判断したら、もう一台の2006/12製ノートパソコンに回線を移す予定です。

ただ、こちらのノートパソコンは データの収集は可能ですが、12インチモニタのためグラフが見難いんです。



簡易型データロガー 設置場所の... 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2011/11/27(Sun) 21:17:17 No.566  

11/16に紹介した 紙菅を利用した簡易型通風筒の場所は、強風の日に洗濯物が激突することがわかり、去年の11/7に紹介した 家屋南側軒下の場所に戻しました。

その場所と百葉箱の 二つの簡易型データロガーの測定結果の一例を紹介します。

軒下の場所は 11月〜2月までは時間帯によって直射日光が当たるため、観測には適さないですが、百葉箱内の簡易型データロガーとの無線中継器としても使用しています。



2011年の 我家の気温 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/01/01(Sun) 14:04:04 No.570  

2011年の我家で観測した気温の確定値を紹介します。

グラフ表示の都合上、「日平均気温」は 5日移動平均値を表示しました。(本来は 1/2の観測値をもって 12/31の「5日移動平均値」が確定します)

去年は通年して同じデータロガーを使用できました。それ以前は 2003年の 観測装置老朽化でいろいろな測器を試用していました。

体調から (年末の12/30に55歳になりました) 今後は観測の継続はだんだん困難になっていきますし、測器や百葉箱が老朽化しても補修も困難になりつつあるため、気温だけは空調管理のために観測・監視はつづけますが、そのほかの要素は最寄の気象官署・自治体の気象観測所のデータを受信する方法にしていきます。

現在は、名古屋地方気象台・富士山特別地域気象観測所・春日井市消防本部と各出張所のデータを自動受信しています。

今後10年を目標に老朽化して使用不能になった「自記温度計」などを処分していく予定です。(これがまた重量物ばかり)



「デジタル気象表示盤」入荷 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/04/18(Wed) 16:18:13 No.572  

本日「デジタル気象表示盤」入荷し、設置した状況の写真を紹介します。

本気象表示盤の気温・湿度・気圧センサはそれぞれ、サーミスタ、静電容量式、半導体式 ということもあり可動部分が固体電子化されているために、驚くほど「簡易梱包」でした。

気圧は、現地・海面どちらも選択して表示可能です。海面更正するには、設定ボタンで設置場所の海抜高度を入力する方法で、これが器差補正の代用にもなります。

表示は10秒間隔です。本機はデータロガーの機能はありませんが、このメーカーでは無線通信型でデータ記憶容量が100万データの機種もあります。ドイツ製ということで最初は購入に迷いましたが、メーカーホームページによれば世界各国に輸出している有名な会社らしき。



気象監視盤紹介 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/05/13(Sun) 19:41:37 No.573  

私が現在パソコンとインターネットを利用して自動受信している「気象監視盤」を紹介します。

以前は、かつての観測装置が老朽化したら、新しい観測システム (横河電機、気象測器メーカーなどを組み合わせ) を 2003年頃に買い換える予定をしていましたが、体調からして電気工事・気象測器工事もできなくなり、それならばパソコンとインターネットを活用し、自分の住んでいる場所ではないものの、同等のことができないかと、いろいろ工夫・改良してきました。

現在は、この方式で監視しています。季節に応じて観測要素を追加・変更・削除しています。

高山の気温は、私の弟が転勤族で現在、高山市内に住んでいるので、参考にために受信しています。

「名古屋上空 1km」の風は、ウインドプロファイラーのデータを受信しています。



データロガー設置場所変更 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/06/25(Mon) 11:31:30 No.574  

簡易型データロガーの設置場所を写真 (左から右の写真) のように変更しました。

前回の設置場所は洗濯物が激突することがわかり、翌日に撤去しましたが、先週、物干し竿のフックの先端に設置できないかと 思いつき、実施しました。

この位置は、以前の写真の位置より家屋南側外壁からさらに約50センチ離れ(それで約 2メートル)、瓦屋根の上 約 2メートル です。

百葉箱に設置してあるデータロガーの中継器も兼ねています。

この位置でも屋根瓦からの照り返しを完全に避けることは困難で、11時〜15時の時間帯で日照があれば地上の百葉箱より 約2゜ぐらい 高めの気温を示してしまいますが、こればかりは住宅密集地で観測しているため しかたがないです。

ただ、この場所の家屋側室内が常時私の居る観測室ですから、体感温度に近いです。

ここは街区からして非常に暑くなる地域でして、我家の家屋北側で 1年中 日陰の 地上6メートルの位置でも、盛夏の日中は40゜を超えます。



風向表示盤 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/06/29(Fri) 16:53:58 No.575  

私が表計算ソフトの「エクセル」で、風向表示方法を最初(2000年頃)に考えた方法は、「円グラフ」でした。

ところが、「円グラフ」という目的からして 真北(360゜)の時は、340〜350゜表示になってしまいます。真北以外の風向の場合はその通りに表示できて見やすかったのですが、どうしても「真北」がうまく表現できない。(図面は 南風の場合)

それで添付画像のように「ベクトル」表示式にした。

しかし風が弱い場合「ベクトル」表示では 風ベクトルが短くなるため 風向が読みにくい。なんとか「円グラフ」で 風向だけでも直感でわかり、しかも「真北」を正常に表示できないかと考え続け、昨日(6/28) 突然 ひらめきました。

関数の[IF]を使って、真北の360゜の時だけ「場合分け」すればいいじゃないか。それ以外の風向は通常通りの「円グラフ」にすればいい。

これに気がつくのに 10年以上かかった。

パソコン書、エクセル書を何冊も読んでも 一般的な作図法しか掲載されておらず、書店で 方程式などをエクセルで解く方法 に関する書を立ち読みしましたらプログラミングが非常に難解でして、これも私には無理。

一応、これでひとまず10年の区切りがついた。気象測器メーカーでは表示盤など どのようにして 作成・プログラムしているのだろう・・・と思ってしまう。やはり気象プログラムの専門技術者がいるのだろうか。



マリン用アネロイド気圧計 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/07/20(Fri) 15:31:18 No.576  

本日「マリン用アネロイド気圧計」が届きました。

設置状態と、気圧計の拡大写真を紹介します。仕様はご覧のとおりで説明するまでもなく、製品に説明書は添付されていないです。

梱包を解き、設置場所付近に1時間放置して、メーカー工場 (フランスのプラスチモ社) から日本の商社、そして我家までの長旅で疲労した機構部分の「歪み抜き」をして、指針をほぼ現地気圧に合わせ、壁面に固定しました。

まだ数日間は「歪み抜き」を要します。

通常のアネロイド気圧計のスケールレンジは約140hPa程度ですが、本製品は小型ボート設置仕様と、拡大目盛のためレンジが約半分でして、そのために気圧変化がわかりやすくなっています。

ノートパソコンで気圧グラフを自動作図しているのに、わざわざ気圧計を設置するのは、「アネロイド気圧計」を長年(小学4年生・1966年 理科部地学班に所属以来)見慣れているためです。



精密級アネロイド指示気圧計 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/09/01(Sat) 11:13:21 No.577  

「マリン気圧計」が不具合ならば、いっそうのこと、1979/3に購入した、「精密級アネロイド指示気圧計(気象庁検定品)」を観測室の壁面か、ノートパソコンの隣に設置して転倒防止する方法はどうだろうかと、本日(9/1) 仮設置してみましたが、本体は写真の如き寸法と重さがあり、とてもパソコンの隣に設置できるものではないことがわかりました。

「掛け時計」を目の前に設置するようなイメージになってしまいました。

現在の最新型の「精密級アネロイド指示気圧計(気象庁検定品)」は寸法は同じですが、木製ケースが添付しておらず、また筐体がアルミニウム製のため、重さは2.5kg程度と従来より2kg近くも軽量化されている。

それならば設置可能であるものの、壁面固定するには厚さ1センチぐらいの板で壁面を補強せねばならないがそれならば十分施工可能ということがわかった。

あとは購入価格 現在の価格は 15万円程度で33年前と同じ(物価上昇を考慮せず) ですから、十分購入可能なるも、そんな大金出してまで買う必要があるか。ノートパソコンの気象監視方式で代用できないか。

実は、台風等の異常気象時になると防災機関へのアクセスが集中して回線輻輳し、ノートパソコン気象監視盤は役に立たないという事態を台風のたびに経験しています。



気圧計届く 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/09/11(Tue) 13:33:58 No.578  

先週、再度発注した気圧計が届きました。

製品は写真の如くです。

この気圧計は「大田計器製作所」製ですが、去年の4月に買った「株式会社 山王」製と内部構造が同じでして、私も予想していましたが、どちらかのメーカーの製作で他社のブランドで発売しているようです。

気象測器メーカーも現在は大半が「相手先ブランド」で製作・販売しています。

去年4月に購入したときはインターネット通販会社から買ったので驚くほど簡易梱包(書籍小包なみ)でしたが、今回は気象測器商社から買いましたので梱包は厳重でした。

写真は入荷して3時間後の状態でまだ「歪み抜き」の段階ですが、指示は標準器とくらべて0.5hPa以内でした。

気象測器メーカーの製品ですから「検査成績表」が添付されています。

本器は「気象庁検定品」ではありませんから実測による成績表ではなく、「独立行政法人 産業技術総合研究所」からのトレーサビリティによる「校正証明書」が添付されていました。

一般に商品は 8日過ぎると返品不能ですけれど、この気圧計を購入した商社の担当者によれば、

「気圧計は 他の計測機器と違って、設置して1ヶ月ぐらいして異常に気がつくというほど指針の動きが緩慢ですから、異常があれば1ヶ月後でも返品可能です・・・」
とのことでした。



マリン気圧計設置方法変更 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/09/15(Sat) 13:50:54 No.579  

7月購入の「マリン気圧計」は、軸受けの摩擦が大きすぎてガラス面を指先で軽く叩いても気圧は変化しているのに指針がほとんど動かない。

本体を左手に持って、右手の指で軽く叩けば指針はそのときの気圧を示していることは入荷したその日に気がついていた。

壁面固定すると、気圧計本体がほとんど振動できないために指針が摩擦に打ち勝てない。

それじゃ・・・と思いついたのが写真のようにブックエンドに固定すれば、固定した部分と気圧計が「片持ち梁」の状態になり、手に持って読み取りする方法と同じ原理だ・・・とさっそく施工してみた。

うまくいった。指示値が気圧変化によく反応している。

9/11に届いた気圧計は 2日間「歪み抜き」をして、指示はほぼ標準器相当で正常である。

1970年代の「自記気圧計」には、ペン先と自記紙 の摩擦を除去するために、気圧計収容箱の底に「バイブレータ」が装着されていた機種もあります。



小型自記温湿度計・使用再開 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/09/23(Sun) 17:03:28 No.580  

2006年まで使用していた「自記温湿度計」は、1978年〜1981年まで気象観測として使用し、1983年からは横河電機製作所製の気象庁規格の「自記温度・露点記録計」を使用していました。

「自記温湿度計」はその後、室内環境監視用として2006年まで使用するも、各部の老朽化で廃止し、家庭用としては高精度タイプ(標準器並みの精度なるも3000円)の指示温湿度計を使用していますが、記録が残らない不便さを感じ、再度「自記温湿度計」の使用を再開しました。

今回は精度は要求しないため、小型の機種を選びました。このタイプも10年ぐらい前から発売されています。

まだ設置して1日しか経過していませんが、小型・簡易型のため目盛間隔が粗いにもかかわらず、注意深く記録を読んで標準器と比較したところ、気温は0.2゜以内、湿度は3%以内で、簡易型なるも気象庁規格並みの精度がありました。

説明書によれば「百葉箱設置」は可能ですが、メーカーに電話で確認したところ、

「室内用として製造していますから、百葉箱に設置すると 3年 持たないでしょう・・・」

とのことでした。

写真には、大きさの比較のため「国語辞典」と並べて撮影しました。



自記温湿度計・記録紙 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2012/09/29(Sat) 13:21:27 No.581  

今回購入した「小型自記温湿度計」による きょう(9/29)までの1週間の 観測室の記録を紹介します。

ようやく室内で冷房しなくても過ごせるようになりました。しかし室温は30゜近くなる日もありますが、湿度が低いためこの1週間は冷房運転不要でした。

この自記温湿度計は気象庁規格品ではないため、気温が 2゜間隔、湿度が5% 間隔と目盛が粗く印刷されていますが、注意深く読み取りしますと、標準器と全くかわらぬ精度です。

一般に、

「自記○○計は・・・標準器と比較校正して読み取りしなければならない・・・」

と気象学書に解説してありますが、私も40年ぐらい前に実際に名古屋地方気象台で自記紙を見せてもらいましたが、

気温で 0.1゜以内、
湿度で 1% 以内、

と非常に精度がいいものです。

私がかつて使用していた自記温湿度計の検定証書の成績でも 気温で 0.1゜以内、湿度でも0.5% 以内でした。湿度は通常 小数点以下は測定困難ですが、検査段階では 0.1% の位まで検査します。

今回はカメラで撮影しましたけれど、画像に歪みなく保存するには「スキャナー」が必要になるか、コンビニエンスストアーの設備を借用することになるかもしれません。



地震発生 投稿者:Nさん 投稿日:2012/12/07(Fri) 17:54:46 No.582  
07日17時19分 静岡市内では地震による揺れを感知しました。曲金(気象台)で震度2、自宅では震度3(3.5)を記録
しました。名古屋市内でも揺れを感知したでしょうか?
17時23分津波予報発表。=



14年間平均値 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/01/18(Fri) 21:29:41 No.583  

名古屋地方気象台と、我家の 最近14年間の「気温の平均値」を作成してみました。

冬季早朝は接地逆転層が発達しやすいためでしょう、「日最低気温」は小高い丘の上にある気象台よりも、我家(海抜3.8m)のほうが やや低い傾向があります。これは私も子供の頃から感じていました。

「気象台より 僕の家の町内のほうが よく氷が張るし、底冷えするよ・・・」



3月上旬として過去最高か? 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/03/09(Sat) 17:48:54 No.586  

きょう(3/9)は誠に暑かったです。

我家で「日最高気温 26.2゜」でした。現在はもうデータロガーでの記録は取っていませんけれど、最高最低温度計は百葉箱に設置してあります。

3月で25゜を超えることは我家の街区なら過去にもありましたけれど、上旬で25゜を超えたのは我家(1977/7統計開始)では初めてだったかもしれません。

急に暑くなってしまったために室内で「熱中症」の症状が現れ、すぐに解熱鎮痛剤(かかりつけ医院から「頓服」として処方されています)を服用し、アイスクリームを ひとさじ なめ、安静にしていましたら回復しました。室温でも昼食前から24゜のまま6時間以上、現在も続いています。

添付画像は、3/8〜3/9の気象です。右側の数値・風向は春日井市消防本部です。

西区の気温推定値は、毎正時の値ですが、本日、昨日とも たまたま我家と気象台が同じ天気でしたから、毎正時の気温の推定誤差は0.5゜以内でした。

推定方法は、
・気象台・我家両方の気温の平年値の特性
・当日の気象台の日照時間
・当日の全天日射量の平年値
に統計的手法(主として線形回帰式)を利用して推定しています。日没後の気温は、この季節ですとまだ気象台とほぼ同じです。

きょうの最高気温は 推定値と実測値がほぼ一致していますけれど、いつもかも最高気温が「正時」に現れるわけではありませんから、これは偶然です。

健康上の都合から、今後はこの方式で続け、記録・統計はやめることにしました。



自記気象計 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/03/17(Sun) 17:49:53 No.589  

2/10をもってデータロガーの使用を終了(現在は気温・湿度モニターとして使用)させましたが、名古屋地方気象台のデータを利用して図のような「自記紙」のイメージの方法を再度 開始しました。

原図には 名古屋地方気象台の気温、視程も表示させていますけれど、ここでは図面が煩雑になるため省略しました。

データは名古屋地方気象台の「毎正時」の値を利用しています。「西区・気温」は以前から実施している「推定値」です。

今年1月は図のとおり、日照時間が多いです。

通常なら冬型の気圧配置が強いこの時期の名古屋は、日照時間が少なくて「雨・雪」が多いのですけれど、我家では今シーズン 最深積雪でも 2012/12に降った 5センチ と異常に少ないです。



データロガー使用再開 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/03/28(Thu) 11:35:08 No.591  

2/20から「気温・湿度モニター」として使用していたデータロガーの電池を、3/25に交換をしました。

もし仮に、今までのように「10分間間隔」ではなく「1時間間隔」に変更すれば、体調不良な私でもまだ継続できるのではないかと思いつき、それじゃ試しに2月上旬の「10分間値」から「1時間値」を抽出し、気温推定値と比べてみたところ、「毎正時」でも意外と推定誤差が少なかったことに気がついた。

今までは「日最高気温」「日最低気温」を重点に気温推定していたが、「毎正時」までは実施していなかった。

「推定値」が「データロガー」にこの程度まで近いならば、体調によって使い分けもでき、通常は「データロガー」の値を優先できる。

ということで、3/26から「1時間値」として使用再開させました。

データロガーの「10分間値」から「1時間値」を抽出して表計算ソフトに転送するのにソフトウェア変更作業も含め 4時間もかかってしまったが、なんとか完成した。

「湿度」はセンサー交換せねばならない時期にきているものの、17000円もするため、今後は「気温」だけを採用することにしました。



気温推定の一例 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/03/29(Fri) 21:34:17 No.592  

今年、1/1〜2/9までの、

「名古屋地方気象台の気温から我家の気温を推定した値」と、「データロガーによる実測値」のを比較したグラフを紹介します。

この季節はたまたまだろうか、特に「日最低気温」に両者の差がほとんどなかった。「日最高気温」は 日照 天気 に大きく影響するため推定誤差は大きいものの、一般に日の出頃に現れる「日最低気温」は両者にほとんど差が現れていなかった。

私もこのような比較までして検証はしたことがなかったが、これだけ推定値が実測値と差が小さいならば、後日実施する統計として使うならば、「推定値」でも使えそうである。

但し、気象台と我家で天気が異なる場合は 推定誤差が3゜ぐらいになることもあります。



7月上旬の気象 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/07/11(Thu) 11:39:57 No.597  

我家の7月上旬の気象を紹介します。

毎月1日、11日、21日にデータロガーから「気温の1時間値」を取り出してパソコンに移しています。

グラフの「気温」以外は全て名古屋地方気象台の「1時間値」です。

7/11の「感雨」の水色表示は、表計算ソフトの都合から現れているもので、それだけは無効です。

7月上旬で「日最高気温40゜以上」がこれだけ続くのは我家でも前例がありません。

35゜以上でしたらこの時期なら「梅雨の中休み」で数日晴天が続くと現れることはあります。

あまりの暑さに、家族3人、買物にも出かけられないです。冷蔵庫・冷凍庫の食品でなんとか食事はしています。



気温推定値 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/07/21(Sun) 11:53:46 No.603  

わがやの7月の「気温推定値」と「データロガーによる実測値」の比較を紹介します。どちらも「1時間値」です。

「気温推定値」は名古屋地方気象台の 気温・全天日射量と我家と気象台の平年値の気候の違いから推定した回帰式から計算した推定値です。

「データロガーによる実測値」は我家の値です。

気象台と我家で同じ天気の場合は推定値と実測値はかなりよく一致しますが、天気が異なったり、雲量の違いが大きい場合は推定誤差が大きくなります。

推定値でこれだけ一致していても検証するために実測は続けねばなりません。

なぜ現在の私が推定値にこだわるのかといいますと、実は時期は未定ですが、「入院・手術待ち患者(整形外科疾患で両腕が不自由)」だからです。

もし入院しても、退院してから推定の方法で代用できますし、データロガーの故障や電池切れ、入院が長期化した場合、データロガーも収録オーバーになってしまいますから、そのためにも「推定」を実施しています。

実際には現在の「1時間収録間隔」ならば10ヶ月は収録可能ですが、それ以前に電池電圧低下で収録停止になるほうが早いかもしれません。

もし入院が決まったら電池を新品に交換する予定です。主治医によれば現在の体調がこのまま維持していれば入院・手術は不要とのことですが、脊髄神経障害のため数日のあいだに症状が急変したことが何度もありましたから、今度現れたら・・・いよいよ手術か。



露場というには手狭ですが・・・ 投稿者:管理人 投稿日:2013/07/23(Tue) 13:43:17 No.604  

本日午前中に引っ越し先(北名古屋市西春駅より南に徒歩10分)を見てきましたところ、見た目にはほぼ完成という状況でした。

写真は新たに観測を行う「露場」です。風速計以外の機器一式を屋根馬により右角手前部に設置します。風速計のみ2階から屋根の高さまで竿を伸ばしその最上部に取り付ける予定です。



設置イメージ(仮) 投稿者:管理人 投稿日:2013/07/23(Tue) 22:07:16 No.606  

観測機器のおおまかな設置イメージを作成してみました。

全景を撮ると隣の敷地とのフェンス(約3m距離あり)が手前に映りこんでしまうので、少し見づらいのですがこのような形で設置できれば理想的ではないかと思っています。



現在地と移転先 投稿者:管理人 投稿日:2013/07/23(Tue) 23:42:42 No.607  

現在地と移転先の位置関係は添付した地図の通りとなります。

2地点は直線距離で6キロほど離れています。



昨晩の局地豪雨 投稿者:管理人 投稿日:2013/08/06(Tue) 23:30:18 No.611  

「瞬間雨量強度」のグラフを作成しました。

1時間雨量としては58.0mm(5日23時00分)にとどまりましたが、瞬間的な雨量強度では観測開始以来の最大値となる235.2mm/hを記録しました。



観測装置取外し完了 投稿者:管理人 投稿日:2013/08/28(Wed) 18:02:45 No.616  

本日9時前より装置の取り外しを開始し、約1時間後作業は無事終了いたしました。



我家の風向風速計 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/08/29(Thu) 11:27:36 No.617  

我家で1977年から1991年まで使用していた風向風速計を紹介します。

1990年頃、我家の北東側に「5階建て」の集合住宅が建築されたためにそれをもって風の観測は終了させ、1991年頃に撤去しました。

風向風速指示器と記録計も紹介します。記録計は指示器・変換器からアナログ出力が出る方式になっているため、それをペンレコーダーで直接記録させることができました。



現在使用中の「百葉箱」 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/08/29(Thu) 11:40:34 No.618  

現在使用中の「百葉箱」を紹介します。

去年の3月から5月にかけて我家の南側の家屋3件が引越し・解体され、その後我家の南側公道をはさんで真南は駐車場、南東側は新築の家屋が建ちました。

以前と周囲の環境が少し変わりました。写真には写っていませんが、我家の真南側の家屋が解体される2ヶ月前の 2012/3に撮影したものです。

数年前までは百葉箱の西側・東側・南側に白色人工芝を垂れ下げていましたが、2年ぐらいで紫外線劣化でボロボロに風化してしまい、撤去作業に苦労しましたので、その方式は取りやめしました。

実際には「白色人工芝」による遮光効果よりも、人工芝がないほうが通風かよいために、「人工芝」の効果はほとんど関係なかったです。これも実験してみないとわからないものです。



北名古屋お天気センター開設 投稿者:管理人 投稿日:2013/09/03(Tue) 00:59:15 No.619  

当初のイメージ通り設置できたと思います。ネット環境も整いましたので、早速3日より随時データを配信いたします。



観測露場を上から撮影 投稿者:管理人 投稿日:2013/09/13(Fri) 19:04:05 No.622  

ご覧の通り、露場がアスファルトに囲まれているためか、
本来の「気温」とはだいぶ差が出てしまっているようです。



移転前後の気温傾向 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/10/03(Thu) 11:45:00 No.625  

「名古屋お天気センター」さんの観測場所移転前後の気温を、我家と名古屋地方気象台で比較してみました。

日々の気温ですと天気に大きく左右されて移転前後の差がわかりにくくなりますので、5日移動平均も算出しました。

グラフから、「日最低気温」については移転前後 (温度計の地上高変更もありますが) でそれほど差は現れていませんが、日中の陽ざしがある時間帯の「日最高気温」は移転前後で「差」が認められます。

他の季節でどのような差が現れるのか、前年同月と比較するなど、正確には数年の観測を要しますが、興味あるところです。

しかしこれを見ますと、私の住んでいる場所は いかに暑いことか。10/1、10/2も「日最高気温」は35゜を超えましたよ。



色で見る暑さ 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/10/10(Thu) 17:05:22 No.628  

我家の2000年から今年までの「4月〜10月」の日々の「日最高気温」の記録を紹介します。(但し今年は 9/30まで)

表計算ソフトの「条件付書式」を利用して色分けしました。

在職中、私の業界では衣替えは「5/1」「10/1」でした。
夏の衣替えは一般には「6/1」ですが私達の業界では西日本の屋外電気設備従事者は「5/1」でした。

当時の我々は、

「猛烈な暑さは 敬老の日 を過ぎれば減ってくるよ 30゜を超える暑さは 名古屋祭り(10月中旬) を過ぎればほとんどなくなるよ・・・」

と言って暑さに耐えたものでした。

我々は転勤族でしたから北海道出身、岐阜県高山市出身の人は名古屋の5月の暑さですでに「夏バテ」状態になったり、もともと名古屋出身者でも盛夏、作業中に「熱中症」の症状で倒れる職員もいたものです。



気象監視盤 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/10/11(Fri) 17:28:53 No.629  

本日現在の我家の気象監視盤を紹介します。

私はパソコンが一般に普及する前の時代(1960年代の小学生時代)から気象観測を開始したこともありまして、写真のような状態が一番わかりやすいです。

壁面の測器は左から、
・ワイヤレス温湿度計(百葉箱の値)
・ワイヤレス温度計(1階室温と観測室室温)
・基準用の気温・露点・海面気圧(観測室)
・アネロイド気圧計
・毛髪湿度計
・ワイヤレス温度計(家屋北側地上5mと観測室室温)

一番右側のワイヤレス温度計は、軒下で地上5mの場所です。周波数と設置場所の都合から同じメーカーの測器は設置できないため今回は他社(エンペックス気象計)にしました。

このワイヤレス温度計(エンペックス気象計)は一般向け・家庭用で観測用ではないため説明書によると精度が他社より劣りますが、設置する前に室内で1時間ぐらい比較検査したところ、他の温度計と0.2゜以内で一致していました。

ワイヤレス温度計は屋外・屋内両方指示しますので「屋内気温」は複数の温度計の表示があって無駄なのですが、こればかりはしかたがないです。室温(空調監視・生活用として)は「基準用」で監視しています。

ノートパソコンは「簡易型データロガー」を無線でつないでいます。高性能型のデータロガーが電池切れなどで欠測になった場合の予備として常時待機させています。



気温・湿度の地域比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/11/01(Fri) 16:46:50 No.630  

気温と湿度の、「気象台(水色)」、「お天気センター(赤)」、「西区貝田(灰色)」の比較をしました。配色は前回と同じです。

今回は湿度も比較してみましたが、我家の湿度センサーは既に老朽化しており、特に「雨」が降り始めますと急激に100%振切れ表示になってしまい、交換せねばならないのですけれど、現在はデータロガーの湿度データに[0.95]を乗じて補正しています。

10月には我家で日最高気温(最高最低温度計による)が35゜を超えた日が2日ありましたけれど、データロガーは1時間値で収録しているため、データロガーの値としては1回だけとなっています。

「日最低気温」の地域差は意外と少ないですが、これから厳冬期に向うにつれ、気象台よりも低地にある我家、北名古屋では接地逆転・放射冷却の影響が気象台より現れやすくなりますから、冷え込みが強くなる日が増えると思います。



収録間隔の違い「比較」 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/11/07(Thu) 17:36:44 No.631  

今年からデータロガーの収録間隔を「1時間」にしていますが、もし再度「10分間」に戻したとしたら「1時間値」とどのぐらいの違いが現れるだろうか。

そこで、「10分間値」で収録していた2012年で、季節からして日々の気温の変化が1年で一番大きい4月の「10分間値」と、「10分間値から1時間値を抽出した値」で、「日平均気温」「日最高気温」「日最低気温」をグラフにしてみたところ、日中に現れやすい「日最高気温」でもその違いが意外と小さかった。

グラフは、上から「日最高気温」「日平均気温」「日最低気温」です。「日平均気温」はどちらも「折れ線」が重なってしまうほどほぼ一致しています。

私が使っている「データロガー」の気温センサー(Pt100)の時定数は「7分」ですから、グラフのように「10分間値」と「1時間値」の差は意外と小さかったのかもしれません。

データロガーの「生データ」を見ますと「10分間値」は日中は明らかに激しく変動していることが認められます。その変動幅はせいぜい 0.5゜ぐらいですから直近の「1時間値」との差も小さかったとみられます。



気温の地域比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2013/12/03(Tue) 17:13:46 No.632  

先月(2013/11)の気温の比較をしましたので報告します。

配色は前回と同じですが、「湿度」は省略しました。

この季節は1ヶ月間で気温の変化が大きく、特に「日最低気温」の折れ線が重なって見難くなりましたので縦軸方向の「レンジ」を工夫して表示しました。

我家のデータは「1時間間隔」で収録していますが、去年までの「10分間間隔」収録方法が難解だった原因は私の取扱い不慣れ(データ保存方法で手間取った)だったことがわかり、再度 「10分間間隔」に戻す予定です。

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「簡易型のデータロガー」は現在も予備として継続使用していますが、簡易型と言えども精度は抜群でして、湿度に関しては「簡易型」の湿度センサーのほうが「真の値」に近いほどですす。
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気温比較(2013/12) 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/01/06(Mon) 13:37:09 No.633  

「2013/12」の気温比較を紹介します。

配色は前回と同様です。12/22に我家(名古屋市西区)の日最低気温が、他の観測所より極端に低いため、念のためにその日の、

「名古屋地方気象台」
「春日井市消防本部・西出張所」
「名古屋市西区の我家」

の10分間値を比較しましたら、我家の当日未明は他の観測所より冷え込みが早かったようです。

我家は12/8より「10分間値」に変更しました。

仮にデータロガーのパソコンへの転送作業に手間取って10分以上かかり、その作業中の「10分間値」が1回欠測になったとしても、ご覧のグラフのように我家の気温センサーの時定数は7分と大きいために、欠測した前後の値から補間しても十分精度は確保できると考え「10分間値」に踏みきりました。

実際には、センサーを残置してデータロガー本体を百葉箱から外し、観測室へ持ち運び、転送作業して再度、本体を百葉箱に戻すまでに約5分ですから、たまたま作業中に来客がない限り「欠測」になることはないと思います。

「気温比較」は今年の盛夏まで紹介する予定です。1年間比較すれば大体の気候がわかります。



15年間平均値 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/01/22(Wed) 13:17:31 No.634  

名古屋地方気象台の平年値と、最近15年間の平均値を比較したグラフを紹介します。

15年間の単純平均で表すと変動が大きいため、移動平均処理しました。

気温は最近の都市化の影響と思われる気温の上昇化が見られますが、湿度については1970年代末頃から既に都市化による乾燥化があらわれていることから、グラフでの最近15年間の乾燥化は、1990年代後半に導入された「JMA95型地上気象観測装置」の湿度センサ(静電容量型高分子膜湿度センサ)が、それ以前の「JMA80型地上気象観測装置」で使用していた「塩化リチウム露点検出器よりも、より一層低湿まで検知できるようになったことが影響していると思います。

つまり湿度については測器変更の影響が現れているようです。

1970年代以前は自記湿度計(毛髪)が使われていましたが、これは「塩化リチウム露点検出器」よりも低湿まで測定できます。



気温比較 (2014/1) 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/02/06(Thu) 13:13:24 No.635  

「2014/1」の気温比較を紹介します。

配色は前回と同様ですが、今回は「春日井消防・西出張所」の気温(緑の線)を追加しました。

我家(西区・黒の線)の日中は真冬でも晴れると街区、家屋の並び、駐車場が多いなどの影響で気温がかなり高くなります。

10年ぐらい前、私の知り合いに日本気象協会に勤務していた人の話を聞きましたが、

「ひよこさんの住んでいる街区は暑くなりやすいところですよ・・・以前、市内の気温調査をしたことがあります・・・」

ということを聞いたことがあります。

そういえばその数年前に近所で1週間ぐらい日本気象協会が気象観測をしていたことがありました。たぶん公的機関から依頼された環境調査だったのでしょう。



劣悪な環境の温度 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/02/16(Sun) 11:55:06 No.636  

以前紹介しました 我家2階の南側外壁から約20センチ離れたところに設置した「ワイヤレス温度計」を写真のようにアルミシートと、ケースを4重に断熱材を挿入した内部に温度センサーを設置した状態を紹介します。

これは気象観測が目的ではなく、この場所の気温がそのすぐ内側の部屋の気温に近いため「生活用気温監視」として使用しているものです。

以前はアルミシート・断熱材を使用していませんでしたから晴れた日中ですと百葉箱の気温より5゜以上高めに現れたものでしたが、この写真のように工夫しましたら3゜程度高めまで改善でき、屋根の照り返しの影響が少なくなりました。

日照がない日、夜間は家屋北側の 地上約5メートルの気温とほぼ同じ(0.3゜以内)です。

アルミシートはコーヒー豆の袋を裏返しにしたものですが、この方法に気がつくのに3年以上かかりました。ヒントは人工衛星の外壁を金属シートで覆って太陽放射を遮断している写真を見て、

「そうだ あの方法が あるじゃないか」

とひらめきました。毎日 気象のことばかり考えていると突然ひらめくことがよくあります。



百葉箱の内部 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/02/18(Tue) 19:24:09 No.637  

我家の百葉箱の内部を紹介します。

写真は 2014/2/16 撮影です。時々「施設記録」のために撮影しています。

白いフードは主として防塵対策です。特に黄砂の季節になると百葉箱の内部はわずか一晩で砂塵で汚れますから、センサーにも砂塵が付着してしまいます。

そのまま放置しておくと湿度が上がったときにセンサーに付着した砂塵が湿り、「湿球温度計」に似た状態になることがあるからです。

写真ではわかりにくいですけれど「白いフード」の上側は網状になって垂直方向に通気性をもたせてあります。

この百葉箱は1978/11製作(自作)です。1983/10に我家の南側公道に面した庭(約12平方メートル)に移設しました。内部は実験のために各種の温度計を取り付けた痕跡の「釘穴」がたくさんあります。

天井の正方形の換気口は、1980年代に換気扇を取り付けて「強制通風式」にしていた痕跡ですけれど、そのため当時は内部が一段と砂塵で汚れ、換気扇の清掃も大変でした。



気温比較 (2014/2) 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/03/03(Mon) 15:36:15 No.638  

2014/2 の気温比較を紹介します。

我家は陽当たりがよく晴れた日中は気温が上がりやすいです。

先週、1981年から使用してきた「気温・気圧指示記録計」の電源を切りました。近年の高性能かつ安価なデータロガーの指示値を気象庁規格の測器で比較・校正する必要性がうすれ、どちらが「真値」かというほどになっています。

データロガーでは「気温・気圧指示記録計」のように連続記録は取れませんけれど電源を入れればいつでも比較・点検可能な状態にしてあり、配線はまだ撤去していないです。

以前のように「気温・気圧指示記録計」で連続記録を取りますと、データロガーでは検出困難な現象が記録できますが、記録紙だけで1ヶ月に約3000円かかってしまいますし、記録紙の保管が大変です。記録紙そのものが計測機器の一部なほど目盛が高精度です。

私も57歳、病気療養しながらの観測ですから、できる範囲内で今後も継続するつもりです。



気象用指示記録計 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/03/27(Thu) 16:51:22 No.639  

気象監視のためにこれまでいろいろな方法で表示していましたが、かつて使用していた横河電機製の指示記録計 (YEW社製 ER-186型 電子式指示記録計) のようなイメージをパソコンで表現できないだろうかと考え続けていたところ気象要素の現在値を「横棒グラフ」にして「棒」の塗りつぶしを透明にすれば指示記録計のような感じになるのではないかと気がつき、試してみましたので紹介します。

横河電機も現在の最新型の指示記録計は「ペーパーレス化・メモリーカード記録」されており、記録計といっても工業用パソコンのようなイメージに変わってきていますけれど消費電力が 50ワット以上もかかります。
(我家にある1981年製・横河電機の指示記録計はわずか 5ワットです。当時の記録計はペーパー式ですから消費電力が少なかったです)

私は普段、主に在職中に関連した「電気工学書」「電気技術史書」を読んでいますけれど、読書中にひらめいたときはパソコンのスイッチを入れて実験しています。



気温比較「3月」 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/04/11(Fri) 12:06:25 No.640  

4/10までの気温比較を紹介します。

この季節は日々の気温変化が大きく、図がみにくくなってしまいます。

当地は、3/31に「ウグイス初鳴」、4/1に「ツバメ初見」しました。

私は幼児期からこの季節は体調を崩しやすく、早朝に冷え込まない(夜間・未明が暖かい)日は心臓疾患らしきで「冷や汗」が出て起き上がるのに苦労します。一般には暖かいと気分がよいそうですが、私は逆なんです。



気温比較「4月」 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/05/01(Thu) 13:21:50 No.641  

4月の気温比較を紹介します。

冬季の「日最低気温」に地域差はほとんど見られなかったですが、4月にはいって「日最低気温」にも若干地域差 (観測環境の違いも考えられる) が現れはじめたようです。



気温比較「5月」 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/06/02(Mon) 17:06:58 No.642  

5月の気温比較を紹介します。

我家で観測した気温のうち「日最高気温」「日最低気温」の2000/1/1〜2014/5/31までの日々の値をプロットした図面(曲線は2000〜2013年までの14年間平滑平均値)を紹介します。

この日々の気温のプロット図から、実際に過去にはどのような気温が現れたのか、変動幅はどのぐらいなのかということが一見してわかります。

観測年数が30年程度あれば「標準偏差」を求めてもいいですけれど、現在の観測方法ではまだ14年間と短いので「プロット図」で代用しました。

個人で観測していても「同じ観測方法・同じ測器」で続けることはなかなか困難ですし住宅地のため周囲の環境の変化を受けてしまいます。

私が小学生時代(1963〜1968年度)の前半、町内には広大な草原や牧場もありましたし、名古屋環状線(秩父通り)は舗装されておらず、私達の通学時間帯には農耕馬・耕運機も通行していたんですよ。



気象観測 50年 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/07/21(Mon) 17:47:12 No.643  

6月の気温比較を紹介します。

当方のデータロガーの収録日の都合により紹介が遅れました。
実は本日(7/21)は私が小学2年生(1964)の「夏休み自由研究」で母に勧められて自宅で気象観測を開始してからちょうど50周年なんです。

まさか私も 最初は断続的とはいえ 50年間にわたって気象観測を続けることになるとは小学生時代には夢にも思わなかったです。

学生時代は自宅や学校気象観測施設を利用。「理科部地学班」に所属して観測していました。当時の私は本当は天文・生物・電気工学に関心があり気象観測は「夏休みの宿題」のために実施していたようなものです。

小学5年生(1967)の時のクラブ活動の理科の先生は「地学」がご専門でその1年間はかなり専門的に指導してくださりました。

中学では主に「天文」「数学」、高校では再び「気象」に戻り就職してからは「気象観測」「気象通信」に移っていきました。当時は天体観測するために自分で今晩の天気を予想するのが目的で気象観測・天気図作成していました。

観測・通信機材を準備するために名古屋地方気象台、日本気象協会を何度も訪問し、観測機材のメーカーなどを紹介してもらったものです。

たまたま私の職務が気象と縁が深く、仕事でも東京管区気象台、東京航空地方気象台、横浜地方気象台、名古屋地方気象台、潮岬測候所、四日市測候所(いずれも当時の官署名)・・・などお世話になったものでした。

健康(障害者ですけれど)が続く限り観測は続けていくつもりですが、気象官署・消防気象観測所のデータを利用する方法に変更できるよう現在もデータ受信は継続しています。



「7/25」の気温比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/07/28(Mon) 17:48:12 No.646  

我家で日最高気温が43゜になった7/25の気温比較(西区・気象台・春日井西)を紹介します。

我家での速報値は最高最低温度計による 43.1゜ですが、後日「高性能型データロガー」の10分間値をもって確定値とします。

このグラフでは それぞれの観測所の「10分間値」です。我家の値は「おんどとり ease・簡易型データロガー」の値です。「高性能型データロガー」の予備機として現在も使用中です。

我家の百葉箱は自然通風型ですので気象官署等のように気温が細かく変動する状態は検出困難ですけれど、気温変化傾向としてはこれで十分と考えています。

この日の我家での他の場所の最高気温も 43゜〜46゜を示していました。この日は非常に暑くて室内は冷房して室温が32゜でした。



気温比較・7月 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/08/12(Tue) 12:00:05 No.647   <HOME>

7月の気温比較を紹介します。

図が煩雑になるため、気象台と各地の日平均気温は省略しました。

我家の百葉箱の側壁が老朽化してきており、涼しくなったらひとまず「白色テープ」で補修するか、粘着アルミニウムテープを貼る予定です。

西側側壁は数年前に粘着アルミニウムテープで補修し、その耐久性が確認できましたけれど、東側側壁は2年前に「白色テープ(商品名「パワーテープ)」で応急補修するもアルミテープの耐久性にはかないません。

側壁が老朽化していますが観測には支障はありません。

この機会に 側壁を撤去して 通風筒を利用した方法に変更することも既に数年前から検討しています。気象官署の通風筒は非常に高価ですが、これを塩ビパイプ、金属パイプ、空調配管断熱材、トイレ用パイプファンなどで代用する方法です。

検索してみましたら私と同じように工夫して観測していらっしゃる人々が多い (大学・研究機関も含む) ようです。近所のホームセンターで部品を見て思案しています。[URL]の記事はその一例です。



気温比較・8月 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/09/16(Tue) 11:41:30 No.648   <HOME>

8月の気温比較を紹介します。

この夏は盛夏に気温が「負偏差」になり私としては比較的過ごしやすい夏で4年ぶりに「熱中症」にかからずにすみました。

この夏の気温でしても私の中学生時代〜電電公社入社5年目ごろまでの気温よりもやや高めですから、私の10代〜20代前半の夏はいかに涼しかったことか。

当時の気象学書には「地球寒冷化」「氷河期」というような本が多かったです。とは言いましても時間のスケールが異なり「都市化による気温変化」とは考え方が異なりました。

グラフの下側は、9/9の気温比較です。春日井消防西出張所の気温から我家の気温を推定したものに、我家のデータロガーでの実測値を重ね合わせたものです。

我家のデータロガーの湿度センサが老朽化して買い替えを予定していますけれど、この機会に現在値モニターできる機種を検討してみたところ、やはりグラフのデザインはメーカー仕様であり「表計算」のような便利さがなく、また「現在値」表示させるには新たにルーターを設置せねばならず、それならば気温推定方法をもっと改良してみようと試行錯誤しているところです。

春日井西と我家で天気が異なる場合は「推定困難」です。



観測室紹介 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/10/01(Wed) 20:24:51 No.649  

我家の気象観測室を紹介します。

上は2006/12撮影、下は本日撮影です。

この8年間で変化したところは壁面の図面が以前はカラープリント、現在はモノクロプリント。

机上、本立てには以前は日常よく使う本を置いてましたが数年前に本をキーボードの上に落としてキーボードを破損してしまった(現在はそれを修理して使用中)ために、それを機会に本は全て書庫(開架)に収納していること。

私は頚椎症で手が不自由なために持った物を落しやすいのです。

左端のテレビは従来の物からデジタル化し、それを機会にデータ放送で地元の気象(四要素アメダス)を表示しています。インターネット回線の予備としてデジタル放送の気象を利用しています。

パソコン2台はどちらも変更していませんが、右端のデスクトップ型(2004/10モデル)はかなり老朽化してきましたので来年買い替え予定です。



8日15時 投稿者:管理人 投稿日:2014/11/08(Sat) 17:38:17 No.655  

920hPaの温帯低気圧。過去に例がないそうです。



気温比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/11/16(Sun) 14:08:14 No.656  

9月以降の気温比較を紹介します。

9月は、ついうっかり忘れていました。

当方データロガーの湿度センサー老朽化のため、湿度だけは名古屋地方気象台のデータを利用しています。

メーカーによれば湿度センサーの寿命は約1年とのことで我家の湿度センサーは高湿のときに100%になってしまう傾向があります。

湿度センサーがメーカー補償期間内ならば我家も気象台もそれほど大差なく、露点に換算しても 1゜以内 ですが、ここ数ヶ月前から露点換算で 2゜以上 差が現れる傾向があります。

1982〜2002年まで使用していた「塩化リチウム露点センサー(商品名「デューセル」)」の頃、このセンサーは3ヶ月(メーカーの横河電機製作所の説明書では6ヶ月以内)ごとに塩化リチウム溶液の塗り替えをしていましたけれど、気象台と我家が同じ天気ならば露点の差は 0.5゜以内 でした。

地上解析[ASAS]の図面の範囲が10月中旬から拡大されたものの、解像度が向上したわけではないため印刷すると「雲量」表示が読みにくくなってしまいました。(2015/2までは暫定措置として従来の図面も配信)

この図面の範囲は気象庁が手書で解析していた時代の天気図用紙の範囲で、1980年代まではその天気図用紙(A1番の大きさ)が発売されており我家にもまだ3枚ぐらい残っています。

1970年代に名古屋地方気象台へ行ったとき、その天気図用紙にプロットし、等圧線など解析作業されていた当時を見ています。当時は本庁から気象無線ファクシミリ[JMH]で送られてくるものの、地方気象台でもテレタイプの気象無線通報(国際地区気象無線通報[JMG]など)を受信して天気図解析していました。

私も1994年まで[JMH]のほか、国際地区気象無線通報[JMG]も受信(テレタイプ[RTTY]デコーダーを利用)して解析していました。

[JMH]などの気象無線通報の無線送信所は数年前に鹿児島県の無線局に移管しましたけれど、以前は電電公社の無線送信所から発射されていまして、私のかつての同僚にも当時の臼井無線送信所、名崎無線送信所勤務の者もいました。お互い転勤族なため3年ぐらいで転勤してしまいます。現在はどちらの無線送信所も廃止になっているようです。



グラフの背景に風向表示盤 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/11/29(Sat) 20:40:37 No.657  

今月下旬後半にひらめいた「新しい気象表示盤」を紹介します。

これまでは、自記紙「グラフ」表示の右側に風向表示盤、各気象要素の1分値の数値を自動表示していました。その方法ですと「グラフ」と「風向表示盤」を見るときに交互に視線を移さねばならない。さらに「数値」は「グラフ」から読み取れるので表示しなくともいい。

それで、「数値」表示を省略すると「風向表示盤」と「グラフ」との大きさが異なるため配置がうまくいかない。

それならば・・・「グラフ」の背景に「風向表示盤」を挿入すればいいじゃないかと 11/26にひらめく。さっそく実施してみたところ、ひとまず 2例ができあがりました。

「グラフ」の背景に「風向表示盤」が透けて見えることにより視線を移すことなく両方が一望できる。

但し、図の上側の例では「年月日」の自動表示できないことがわかり、これだけは1日に1回 手入力する。

図の下側は表計算のシートを利用して「年月日」の自動挿入ができた。



気温比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2014/12/18(Thu) 21:35:18 No.658  

11/1から本日までの「気温比較」を紹介します。先月はまたもついうっかり忘れていました。

私は毎月 1日、11日、21日に前10日間のデータを「データロガー」から10分間値を収集していますが、収集日が雨天の場合は「雨天順延」しています。

このグラフも12/11が雨天でしたので12/12に前日までのデータを収集、12/12以降は「最低・最高温度計」による速報値ですが、12/21にデータロガーの値に置き換えます。

私の生活の都合上、速報値は「22時日界」としていますが、データロガー収集後は「「24時日界」にしています。

パソコンでは「気象表示盤」に我家の気温・湿度の推定値を重畳表示して監視しています。

私の観測室は南向きで通常は晴れれば真冬でも20゜を超えるために暖房不要で送風機で室内の空気を循環させるほど暖かくなります。今年は12月に入ってから寒く、日中に晴れても15゜以下です。

1階の南側の部屋も、通常ならばこの時期、陽ざしが室内に入って暖かすぎるために真冬でも遮光カーテンをするほどですけれど、ここ2週間ぐらいは陽ざしが弱く10゜以下です。

1980年代までは夜間に室内で氷が張ったほど寒い冬もありました。当地は昔から都市化している地区ですけれど私が小学生時代、干した洗濯物が凍りつくことがよくありました。たぶんあの当時は「真冬日」が一冬に数日はあったのではなかろうか。小高い丘の上にある名古屋地方気象台より底冷えするようです。

中学生時代は学校のプールがスケートリンクのごとく 厚い氷が張って生徒数人が乗っても割れなかったですよ。それを見た教師がその生徒を厳重に罰していました。ああなつかしき。



気温比較・2014年気温推移 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2015/01/17(Sat) 10:50:56 No.659  

12月の気温比較と、2014年の気温の「11日間移動平均曲線(旬平均に相当)」を紹介します。

気温の平年値は、2000年〜2014年の15年間平均値に変更しましたが、15年間ぐらいになると新しい年のデータを追加しても前年の平年値とほとんど変化はありません。

平年値は単純平均ではなく、25日間移動平均値をさらに9日間移動平均して平滑化しています。最新版の気象学書によれば観測年数の長い気象庁では「15日間移動平均」を2回取って平年値としているそうです。



気温比較・2015/1 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2015/02/15(Sun) 18:05:49 No.660  

1月の気温比較を紹介します。

現在我家では、図のように 「10分間値」と「30分間移動平均値」の比較をしています。

細かい変動をそのまま採用するか、30分間の平均をとるか、現在、従来の「自記温度計」を百葉箱に入れて監視しています。時定数の大きい自記温度計の記録が、データロガーの「30分間移動平均値」によく一致しているためです。



気象観測システム 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2015/03/31(Tue) 20:37:59 No.661  

我家の現在の「気象観測システム構成図」を紹介します。

健康上の都合により現在は、「気温・湿度」だけ記録しています。

指示記録計による「気温・気圧」はデータロガーの点検用として使用しています。

その他の気象要素は春日井市消防気象観測所のデータをインターネットで受信して全自動グラフ化、監視しています。

現在、私が工業高校時代から在職中、現在まで読んできた主として電気工学書・気象学書など約1700冊のうち、国家試験受験用に使用した本・法令集・問題集などを公共図書館へ寄贈し始めました。



気温比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2015/04/26(Sun) 17:36:47 No.662  

1月からの気温比較を紹介します。

当方は、1/1から気温の統計方法をこれまでの「10分間値」から「30分間移動平均値」に変更しました。

気温など、わずか数分で1゜以上変動することは普通ですが、短時間の変動を除去するために、「10分間値」の3つ分を平均する方法でたとえば 09:00 の気温は、

08:50
09:00
09:10

の3回平均値を 09:00 の気温とする方法です。

「10分間値」と「30分間移動平均値」の差は、日最低気温ではほとんど差はありませんが、日最高気温では「30分間移動平均値」のほうが 0.3゜〜0.5゜程度 低めに現れています。

本当は、「5分間値」の3回平均をしたいのですが、データロガーからデータをパソコンへ移す作業に5分以上かかるため現在は「10分間値」の3回平均にしています。

(百葉箱からデータロガーを取り出し、観測室のパソコンへデータを移し、データロガーを百葉箱に移す。この作業中、センサーに影響を与えないよう、データロガーとセンサーは切り離しセンサーは百葉箱に残置した状態にしてデータ転送操作をする)

マニュアル観測していた1970年代、冬季ですと水銀温度計を読み取るとき、自分の体が温度計に近寄るだけで水銀柱が0.3゜程度上昇していくこともありました。

1970年代の気象観測に関する本には、冬季の気温観測の注意点(読み取り時、観測者の熱放射・体温の影響)などが解説されていたものでした。



遠隔「湿球温度計」 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2015/06/23(Tue) 11:58:37 No.663  

データロガー、ワイヤレス温湿度計に使用されている湿度センサーは百葉箱に設置した状態で 約2年 しか精度を維持できず、現在使用中の湿度センサーも約10%以上低湿を指示するようになり、そろそろ買い替えを予定していたところ、メーカーのホームページをみましたら 「製造完了」 しており、新しい機種が販売開始されていた。

既に流通している従来のセンサーを買うことはできるものの、それらが売り切れればこの先は新しい機種を買うことになる。

そこで、1982年使用開始の気温指示記録計は、2003/10より記録は停止して指示計として使っていましたから、その測温抵抗体にガーゼを巻きつけて「湿球温度計」として使用し、温度計と併用すれば乾湿計として「湿度」を求めることができますから、6/22から試験的に実施しています。

この方法で求めた湿度は湿度計の標準器でもありますから、最寄の消防気象観測所の湿度と比較して検証中なるも ほぼ3%以内 で一致していました。

「湿球温度(測温抵抗体)」をデータロガーで収録する方法もできますが、新たにデータロガーを追加購入せねばならないため今後どうするか。



気温比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2015/09/01(Tue) 19:01:57 No.664  

4月からの「気温比較」を紹介します。

今回は我家の気温の「11日間移動平均値」を追加しました。



気温比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2015/12/05(Sat) 15:32:21 No.668  

7月からの「気温比較」を紹介します。

どちらもほぼ同じ観測環境ながら、数キロメートル離れているのに「日最低気温」がどちらもほとんど「差」がないことに驚きです。

「日最高気温」は・・・これは我家周辺は近年、駐車場が増加している影響があるようです。

地上 5メートルの「物干台」での「日最高気温」はさらに 2〜5゜も高くなっていますから日中、私がいる 2階の観測室はこの時期でも室温は 20゜前後まであがります。



インターネット回線 一部 無線... 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2016/02/17(Wed) 19:28:30 No.670  

我家の「気象通信回線系統」を大幅に変更しました。図は変更前後を示しました。

実は、我家が利用しているNTT西日本の「フレッツ光」のサービスが 2017/11/30 で廃止になる。

これまで利用してきた気象情報会社の「天気図ファクシミリサービス」が各社ともだんだん廃止し、インターネット版に統一してきた。

約30年間使用してきた我家の気象無線ファクシミリは、記録紙メーカーが生産を打ち切った。新たに別の機種を買うには最低でも50万円ぐらいかかり、最近はインターネットでも受信可能になった。

など、まずノートパソコンの回線を無線化 (無線基地局からの電波を直接受信する方式のインターネット回線) しました。

デスクトップパソコンはこのままあと1年、「光回線」を利用し、その後は通信各社のサービスの動向をみて、できればこちらも無線化 (無線LANではなく無線基地局からの電波を直接受信) し、光回線を廃止・撤去したい。

先月「無線LANのルーター」が景品としていただきましたけれど、設定が非常に難解であきらめました。

無線基地局からの直接受信タイプは、通信各社のサービスメニューにもよりますが、我家が利用し始めたサービスは10[Mb/s]と光回線の約1割程度なるも、気象情報受信ならばほとんど支障がないことがわかりました。



パソコン買替え準備 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2016/04/26(Tue) 18:07:35 No.671  

我家の老朽化した2台のパソコンを買いかえるために、まずノートパソコンを買い替えしました。現在「新旧」併用して運転しています。

新しいパソコンは「ウインドウズ-10 オフィス2013」ですがこれまで使用してきた「ウインドウズ-XP オフィス2003」とかなり画面デザインが異なり使い慣れるのが大変です。パソコンを廃止したくなるほど大変で、私の意思が「趣味が勝つか パソコンに負けるか」。

今のところ、気象図受信などインターネットでホームページの閲覧は以前と変わりなく使っていますけれど、「表計算ソフト」で気象情報を自動受信して「気象監視盤」として継続させるのに苦労しているところでして、パソコンスクールや家電量販店のパソコン店員さんのところへ相談に行ったりしています。

「オフィス2013・表計算ソフト」による「気象監視盤」が続けられるかどうか。療養中でもあり年齢と体力が続くかどうか。



気温比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2016/05/16(Mon) 13:47:31 No.673  

2015/12〜2016/5までの「気温比較」を紹介します。

当方、パソコン老朽化で買い替え準備中でして既に気象監視用に使用している 2006/10製 ノートパソコンは買い替えしました。

ところがインストールされている「オフィス2013 (その後 2016へ自動更新)」が、今まで使用してきた「2003」と比べてメニュー画面 (「リボン」と表現しています) の文字が非常に小さく・細かく老眼・乱視でまもなく60歳の私には使いつらいです。

本日もパソコンスクールの教官に質問したところ従来のように必要に応じてメニュー表示を変更することはできないそうで、そうなりますと今後、「エクセル」を使い続けることが困難になってきそうです。

「エクセル2003」で作ったファイルを新しいパソコンへ移して表示させることはできますが、この画面を表示している 2004/10製 デスクトップ型も12年経過していますからソフトウェアのことよりもパソコンの部品の老朽化 (特に電源ユニットのコンデンサ、排気ファン) で今後継続使用が困難になってきそうです。

それでひとまず 2015/12以降の「気温比較」を紹介します。デスクトップ型の買い替えも準備中ですが買い替えした後、「オフィス2016」を使い続けられるかどうか。

幸い、既に先月買い替えしたノートパソコンで「インターネット」受信は問題なくできていますから、今後、パソコンは「インターネット専用」にしていくことになるかもしれません。



気象通信システム 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2016/08/25(Thu) 20:23:21 No.675  

民間気象情報会社、気象業務支援センターなどが配信していました「気象図ファクシミリサービス」がどんどん廃止されインターネットに変更になっていき、我家もパソコン老朽化を機会に「ファクシミリ」での気象図受信を終了させ、全てパソコンによるインターネット受信に切り替えしました。

図面は、2007年当時と今年9月末の予定図です。

まだ使用可能なパソコンは オフライン で使用していますが、ほとんど待機状態です。気象図受信だけはプリンタの都合から旧パソコンで受信していますが、これもいずれ新しいパソコンに切り替え予定です。

ただ、「エクセル2016」がこれまで使用してきた「エクセル97・2003」と大幅に変わってしまっているために、気象グラフ・気象統計は「エクセル97・2003」で旧パソコンをオフラインで作図・印刷しています。

「エクセル2016」をなるべく短期間で従来のように使えるように、近所のパソコンスクールを訪問してカリキュラムを相談しているところです。



平年値更新 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2017/03/01(Wed) 21:16:59 No.690  

当地の新しい「準平年値」を紹介します。

15年以上続けていますと、1年更新してもほとんど変化はみられないです。

細線は 2000〜2016年までの17年間 日々の単純平均値。
太い滑らかな曲線は 15日間移動平均を2回とった平滑平均値です。

1999年以前までは当地の観測環境が現在とやや異なるため、また2000年以降は気温変動がそれ以前より横ばいになりはじめていますから統計には入れていないです。

個人で長年にわたって同じ観測機器、同じ観測環境を維持し続けることはなかなか大変で、私も60歳になり、あと何年続けられるか。



本日 (2018/5/14) の気温 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2018/05/14(Mon) 21:41:40 No.692  

新しいデータロガーと、パソコン買い替えして2年経過し、やっと「ウインドウズ-10」の「ペイント」の使い方がわかりましたので紹介します。

新しいデータロガーはまだ購入して40日。何度も操作を失敗。本日再度初期設定し観測再開。タブレットでデータを収集し、メーカーのホストコンピュータに無線回線で送信。これをインターネットで受信・編集するものです。



名古屋史上最高 投稿者:生大ジョッキ 投稿日:2018/08/03(Fri) 15:17:29 No.694  
お久しぶりです。

本日、名古屋で史上初の40度超えをしました。

今まで一番暑かったのは平成6年の夏と記憶していますが、今年の夏はそれ以上のものになっていますね。



気象観測室 紹介します 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2018/11/14(Wed) 21:16:37 No.695  

我家の現在の気象観測室を紹介します。

ウインドウズ-10 パソコンに買い替えて2年経過し、ようやく「ペイント」機能で写真編集の方法がわかりました。


パソコン老朽化で買い替え、タブレットを購入してホームページごとに機器を割り当てる方法変更しました。

機器は全て NTT光、 KDDI(au)無線 の無線LAN機能を使って接続しています。



プリンタ買替不要でした 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2019/02/05(Tue) 21:05:59 No.696  

2017年9月にパソコンを「ウインドウズ10」に変更。気象図は従来の「ウインドウズ-XP」で印刷していた。

パソコン買替とともにプリンタも「ウインドウズ-10版」に買替せねばならないと悩んでいました。

プリンタメーカーホームページで次期購入予定機種を閲覧していましたら、新しいパソコンに今までのプリンタの「ウインドウズ-10用 プリンタドライバ」をインストールすれば印刷可能ということがわかりました。

それで印刷した「500hPa高層気象図」を紹介します。

わかってしまえば簡単なことだったものの、これに気が付くのに2年6か月もかかってしまった。

なぜ今まで気が付かなかったのか。

パソコン買替したらプリンタもそれに合致した機種に買替するものだとばかり思い込んでいた。



削除依頼 投稿者:雪ん子 投稿日:2019/04/08(Mon) 17:43:30 No.697  
書き込みができないので、こちらに書きます。

初めまして、初代サンダーハルクの元妻でございます。
生前は元主人が大変お世話になり、ありがとうございました。

この度、私事ですが気象業界を引退し、再婚することとなりました。
そのため、元主人の遺品(サイトを含む)を全て処分することになりました。
手始めに、「名古屋の積雪ランキング」のサイトは4月1日付けで、気象とは
全く関係のない方へ譲渡いたしました。
また、勝手ではございますが、こちらの貴サイトの「初代サンダーハルクの部屋」
など主人や二代目が譲渡した物は全て削除して頂きたくお願い申し上げます。

それでは、貴サイトの繁栄と更なる発展をお祈り申し上げます。
失礼します。



1993年 台風23号 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2019/05/31(Fri) 19:38:41 No.700  

現在、1978年から撮影してきた写真をパソコンに保存しているところです。

1993年 台風23号の写真を紹介します。

この写真は1988年に購入した「静止気象衛星雲画像解析装置」と、1986年購入の「短波受信機」を利用して画像表示させたもので、そのCRT画面をカメラで撮影したものです。

雲画像は気象庁の「気象無線模写通報(JMH)」を受信していました。

当時はまだインターネットは一般に開放されていませんでしたから、雲画像を受信するには[JMH]か、気象衛星「ひまわり」直接受信しかありませんでした。

私は1980年から、なんとか雲画像を受信したくて当時、法人向けに発売されていた装置を数社のなかから選んで購入しました。

紹介しました写真はCRT画面をカメラ撮影していますので画質は不鮮明ですが、実物は現在のインターネット配信と全く同等の画質です。

当時はこの方法しかなくて非常に高価(当時の私の年収に近かった)でしたが、現在はインターネットとパソコンで自由に受信できる時代になりました。あの当時は気象レーダー画像でも天気予報でしか見られなかったです。

当時(1970年代後半〜)まだ20代だった私は、「なんとかして受信したい」という意思と、将来きっと「だれでも自由に受信できる時代」がくるだろうと念願したものでした。

とうとう私も年金世代になりました。生きているうちに長年の希望がかないました。



名古屋市防災ラジオ 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2019/07/13(Sat) 17:58:47 No.701   <HOME>
10年以上前からニュースで時々「自治体の防災行政無線による受信機」が紹介されているものの、名古屋市にはそのラジオがないのだろうかと長年さがしていました。

愛知県内でも他の自治体には既にサービス開始している。

スマートホン・タブレットで受信できる方式もありますが、私の世代ですとスマートホンは老眼で見えない。

数日前、またも「検索」してみましたら、「名古屋市防災ラジオ」をみつけ、さっそく申し込みました。

このサービスは タブレットでも受信可能で、私もタブレットなら老眼でも見られますから、「名古屋市防災アプリ」をインストールして試験受信してみましたけれど、タブレットは10分以上操作しないと画面が消えてしまいます。

それで、高価ですが「名古屋市防災ラジオ」を申し込みました。

実は我が家からわずか500mのところに防災行政無線の拡声器がありますけれど、毎月「1日」の夕方の試験放送でも、まどを締めていると聞こえないんです。大雨ならもちろんきこえません。

ということで申し込みました。ただ、高すぎますが、1台あってもいいじゃないかと。パソコン使えても常時起動させているわけじゃなく、そのてん防災ラジオなら緊急時に自動的にスイッチが入ります。



無題 投稿者:eee 投稿日:2019/10/11(Fri) 22:22:02 No.702  

19号



簡易通風筒 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2019/12/13(Fri) 15:40:50 No.703  

「100円店の園芸用品、薬品の空容器」を利用した気温湿度通風筒を実験中です。地上約6m

データは無線・タブレットで収録する方式です。

測器のメーカーは「カスタム」「エンペックス」



メテオログラフ 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2020/03/29(Sun) 16:50:41 No.704  

現在、私が日々使用している「メテオログラフ(自記気象計・エクセルで作成)」を紹介します。

実は年々・日々体調悪化しており手足がだんだん不自由になってきました。(整形外科系疾患)

それでも観測は続けたいのですが、気温・湿度はデータロガーで収録し、他の気象要素は名古屋地方気象台の観測値で代用しています。

日々の「気温」は気象台の「気温・日照時間・全天日射量」から我家の気温を 1゜以内で推定できますから(10年以上にわたる 重回帰分析の手法)その推定気温を速報値とし、毎月「2日 (3月分は4/2に収録し確定値として保存)」にデータロガーの値を収録して確定値としています。

あと何年 続けられるか。ここが悩みの一つです。ときどき気象庁他、通信系の職場に再就職した夢を見ますが、いつも夢の内容は「体調不良で仕事にならないことばかり」



露点計算 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2020/04/22(Wed) 19:55:37 No.705  

我家の「露点検出器」が老朽化で使用不能になって15年以上経過するも、現在は非常に高価(約50万円)になってしまい、買い替えるわけにもいかず。

長年の観測経験から、「湿球温度」は「気温」と「露点」の平均値に近いことは観測開始した1977年から気が付いていましたから、それなら現在使用中のテータロガー2個をそれぞれ「乾球温度」「湿球温度」に割り当て、そのデータから「湿度」「露点」を実験式として自動計算する方法を ようやくエクセルで表示させることができた。

こうすればできるはずだ とわかっていても「エクセル」の使い方がわからず、15年もかかってしまった。

「湿球温度」は温度センサーに ガーゼ を巻き付けて水を吸わせればいいので この方法ならばほとんど費用がかからないからです。



気象監視 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2020/08/17(Mon) 12:03:05 No.706  

我家の現在の気象監視方法を紹介します。

ウインドウズ-10の「エクセル2016」にパソコン買い替えて4年たってもまだ慣れておらず、本日、グラフに「凡例」を表示させる方法がわかりました。

我家は常時観測しておらず、通常は名古屋地方気象台の観測値から気温だけは推定値して表示し、たの要素は気象庁ホームページから自動受信しています。

「気温」「露点」「湿度」は毎日 18時にデータロガーから収録して「エクセル」に転写しています。本当はこれを自動化したいのですが、そのためのデータロガーの取り扱い説明書をメーカーのホームページで閲覧したものの難解すぎて購入を迷っているところです。



猛烈に暑い 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2020/08/22(Sat) 21:44:26 No.707  

あまりも暑すぎます。

療養中の私は 暑くなると過去の手術痕が痛んだり、発熱したりしますから用心していますが、紹介しましたグラフは また新しい方法に気が付き「表計算」で作成したものです。

グラフの期間中、ほとんど雨が降っていないため気温はなかなか下がらないです。

近年にかぎったことではなく、私が観測開始した1977/7 その翌月にも「日最高気温」が40゜を超えたことがありますから、我家の地区は周囲の環境からして気温が上がりやすいです。

一番心配なのは、11年前 猛烈暑さでエアコン故障(既に10年経過で老朽化してはいましたが)したことがあったからです。



540゜シフト 実例 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2020/12/08(Tue) 14:40:15 No.708  

「540゜シフト方式」のご質問に気が付くのが遅れました。
(実は体調を崩して 12/6 救急車で運ばれました)

名古屋地方気象台の 12/7〜12/8の毎時データを紹介します。

赤で囲んだ時刻の風向が 真北(方位角 360゜ 0゜)を中心に振れていた時間帯でして、NNEになった場合は方角グラフでは急に 真下にさがるような表示になって見にくくなるため、青で囲んだ数値(方位角 89゜真東より1゜北より)を超えるまでは 真北の360゜に数値を加算して 449゜ までは急降下表示にならないよう エクセルのセルの中に 数値の判別式を入れておけば、自動計算できます。

青で囲んだ数値は 季節によって風向グラフが見やすいよう 変更しています。気象測器メーカへーでは私の知る範囲では中央気象台時代の「自記風向計」も記録機構に540゜シフト方式がメカニカルで製作されていましたから、測器メーカーではごく普通のほうしきです。

それを個人で「エクセル」で工夫するのは大変困難でして、私もそれに悩むこと15年でした。わかってしまえば論理式の「IF」をつかって真の風向の方位角の数値を場合分けするだけです。

グラフ表示では左側縦軸は気温・気圧などの数値を共用していますので、例えば 真南(180゜)は「18」として表示しています。気象台の「国際気象通報式」の風向表示の考え方と同じです。

私はこの方法を気が付きましたが、測器メーカーではもっと簡単な方法を開発しているでしょう。仮に私がもっと便利な「関数」を使えば簡単にできたのに と気が付いても これまでの手法を変更することのほうが大変ですから、いつか もっと簡単な手法にきがつくまではこのまま続けていきます。

「わかったころ ひらめいた頃には もう私は健康上の都合から エクセル自動受信・自動作図 はやめてホームページ閲覧だけ」に変更しているかもしれません。

これを考えるのに 三角関数・指数関数・複素数・オイラーの公式・・・など最初はベクトル表示させるため「南北成分」「東西成分」に分解して・・・などいろいろ工夫しました。

その後、漢字で表示される風向表示を 漢字から数値に変換する方法をみつけ 「東」なら「90」 ホームページの漢字表示の風向を数値にする方法を見つけた以降・・・いろんな方法に気が付きました。

ことの最初は 名古屋上空の500hPa 高層風を気象図から読み取ってグラフ化し始めた(2000年頃)のがはじまりです。

文章で説明するのはなかなか大変でして、高校数学の知識で十分できますから試してみてください。



航空気象監視盤 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2020/12/08(Tue) 17:18:43 No.709  

先ほどの説明でグラフの縦軸を「右側」と「左側」を書き間違えていましたが、すぐに気が付かれると思います。

湿度グラフ(水色)は縦軸のメモリをそのまま使うと、他の気象要素と重なり見にくくなるため、実際の湿度の値に「0.2」をかけた数値をグラフにしています。

つまり湿度50%を「10」で表してます。これはグラフを見やすくするための工夫です。

「風速」の単位は ノット です。

今度は、私が1986年から受信していた当時の名古屋航空測候所の航空気象通報(ATIS)に相当する情報を私独自に「航空気象監視盤」としているものです。

(セントレア開港とともに「中部航空地方気象台」移管で廃止になるも、現在は航空自衛隊が観測を続けているはずですが、無線通報はしていないらしき)

たまたま名古屋空港滑走路最南端の東 500mのところに春日井市消防本部・西出張所があり、春日井市役所には庁舎屋上に風向風速計があります。

そのデータはインターネットで公開されていますから、それを自動受信して「航空気象監視盤」として使っています。「風」以外は滑走路に一番近い「西出張所」のデータを利用しています。

[QNH]とは航空機が着陸する地点の滑走路の海面気圧です。

厳密には着陸した時点での操縦席(滑走路上 3mとしている)の気圧を海面気圧で表している 日本は[QNH]を使用しているが全世界 国 空港によって山岳地域の空港では現地気圧にしているなど異なる 国連の「国際民間航空機関」の勧告

風向表示は、「円グラフ」を利用。以前は風向風速のベクトル表示(極座標表示)にしていたが、強風時と風弱いときで風ベクトルが大きく変化してみにくくなるため、今は風向表示だけを「円グラフ」表示にして、数値で補っています。



以前使用していた 540゜シフト 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2020/12/10(Thu) 19:25:43 No.710  

以前使用していた「540゜シフト方式」の計算表を紹介します。画面右側の部分です。

当時はこれをグラフ化することに気が付かず、この表の「緑」の部分が「自記風向計」代用としていました。

当時、なぜこれをグラフ化することに気が付かなかったのか・・・右側の「緑」表示ばかりに拘っていたからかもしれません。

計算方法は現在とほぼ同じですが、よく考えれば当時の計算方法のほうが簡単でした。

データは 12/9〜12/10のものを代用しています。



気温比較 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2020/12/24(Thu) 17:50:42 No.711  

2020/12/23の我家と気象台の気温比較を紹介します。

太線が我家での観測値です。

冬季、我家の露場は近所の住宅で9時ごろまで日陰なっているため、風が弱いとき 日出前後数時間は気象台より冷え込むことがあります。

太線の気温は「時定数」の大きいセンサーを使っているため、露点より変動が小さくなっていますが、気温センサーも露点と同じセンサーに変更予定しています。



気温推移 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2021/01/03(Sun) 17:21:02 No.712  

名古屋地方気象台と我家の気温の推移を紹介します。(速報値)

2000年以降の「月平均気温」の12か月移動平均のグラフです。

私がパソコンを買ったのが1999/5でしたので、それ以前の観測値は手書きのためと、1999年に近所の環境が変化してしまったため統計を切断しています。

個人で長年 周辺の観測環境を変えずに続けることはなかなか困難です。



気象庁データ 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2021/02/24(Wed) 16:41:04 No.713  

気象庁ホームページ改定で、ホームページだけでなくそのリンク先の一部の資料なども変更になりました。

グラフなど見やすくなったものの、当日の気象表は以前と様式が変更になり私独自に以前から実施していた気象表の「自動受信」「自動作図」は本日(2/24)12時で終了することになりそうです。

新しい気象表を工夫すれば継続可能ですが、そうなるとまた数か月かかりそうで、今までの手法で20年間実施してきたことを終了させることになりそうです。

これから初めて気象庁ホームページを利用されるかたにとっては非常にわかりやすいデザインと感じます。

仮に以前から今回の新しい方式だったとしたら、「風向表示の540゜シフト表示」に気が付かなかったでしょう。



観測周期変更 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2021/04/23(Fri) 16:39:02 No.715  

健康上の都合により、データロガーでの収録間隔を「10分間」から「1時間」に変更しました。

観測開始以来、自記温度計などを使用していた頃は「連続記録」でしたが、最近は安価なデータロガーが普及してきて私もそれに変更して10年以上になりますけれど、毎日17時に実施している「データ吸上げ作業」が大変でして「1時間間隔」に変更し、表計算ソフトをより簡素化することにしました。

図面は「10分間間隔」と「1時間間隔」の比較です。

データ収録は「10分間間隔」でも表計算ソフトで「1時間間隔」に変換できますけれど、その「データ吸上げ操作」に10分以上かかり、脊髄神経障害の体ではだんだんと困難になってきました。

データロガーは私が自宅で観測開始した1977年は総合気象観測機器メーカーから発売されていまして、その当時はビデオデッキぐらいの大きさで 1機 100万円以上でした。当時から、

「いつか将来 数万円で 小型の製品に改良されるだろう」

と願っていたものです。



雲写真 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2021/04/30(Fri) 16:43:57 No.716  

気象庁ホームページが改正された以降も、アメダス画像など一部改良されていますが本日(4/30)、「静止気象衛星雲写真」に添付画像のような「雲写真」があることに気が付きました。

すでに皆さんご存知だと思います。

ファイル容量の都合から、原画からトリミングしました。



雲写真[JMH] 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2021/05/11(Tue) 15:45:31 No.717  

従来からの「緯度・経度」表示の「静止気象衛星雲写真」を見つけました。

数年間、気象庁ホームページの中で探していました。



気温色分け表示 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2021/08/12(Thu) 17:45:20 No.718  

我家で観測している気温の「日最高気温 色分け表示」を紹介します。

パソコンのファイル操作が苦手で、このファイルが行方不明になっていました。



ツィッター画面の一例 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2021/10/28(Thu) 19:31:36 No.719  

私のパソコンで表示されるツィッター画面は添付画像のようになり、中央の白い案内を消しますと、背後の画像まできえてしまうんです。

1か月前までは正常に閲覧できましたから、パソコンによるものか、配信元が原因か せっかく新しい機能が利用できると期待ていたものの、これでは不便ということでしばらく様子をみてみます。



新平年値紹介 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2022/01/02(Sun) 20:50:46 No.720  

我家の「新・準平年値」を紹介します。

22年継続しているためか、2021年分を加えてもほとんど変化ないです。



寒候期 気温変化 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2022/01/20(Thu) 19:02:53 No.721  

我家の冬季3か月間の気温変化を紹介します。

寒候期の我家は気温の推移が「鍋底型」ですから、1年の最低気温が現れる日を特定できないほど いつも同じ という感じです。

太線は「22年間平均値(準平年値)」、日々の値は 特定の日の22年間の最高気温・最低気温です。

我家の公道に面した狭い露場は住宅密集地なために午前9時ごろまでは近所の家屋の日陰になっています。



観測野帳 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2022/01/26(Wed) 21:28:04 No.722  

私が2006年まで使用ていた「観測野帳」の様式(B5番)を紹介します。

この2006年まで気象庁規格の気象測器と、データロガー併用観測をしていました。

気象庁規格の「気温・露点指示記録計」「気圧指示記録計」は指示記録計の保守部品の生産終了(横河電機製作所)により2006年を最後に観測終了しました。

それ以降はデータロガーに変更し現在に至る。



日最高気温の前日差 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2022/05/09(Mon) 13:17:55 No.723  

我家での観測で「日最高気温の前日差」を調べてみました。

10゜以上になった日は 去年では わずか3日間でした。
意外と少なかったです。

経験的に4〜5月は変動が大きくなることは子供のころから気が付いていました。

盛夏・夏休み期間中は連日のように35゜〜40゜が続きますから日々の変化は小さいです。学生時代、当時の我家はエアコンはありませんでしたから室温で最高気温が35゜〜40゜になったもので、日々猛烈な暑さに耐えるのみ「早く夏休み終わってくれないか」と感じたものでした。

「表計算ソフト」を利用すれば10分かからず調査できます。



日較差 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2022/05/09(Mon) 14:27:09 No.724  

我家での観測で「日較差」も調べてみました。

私が統計している「日較差」には
「当日の日較差」と「前日の日最高気温と、当日の日最低気温の日較差」の2つでして、どちらかの大きいほうをグラフに表しています。

先のグラフと同様「赤の曲線」は 11日間 移動平均曲線です。

「日較差」は我家の公道に面した百葉箱の位置での値でして、私が常時居住している 家屋 2階の物干台の軒下では 「日較差」が25゜を超えることもあります。



電力消費量 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2022/07/08(Fri) 21:03:57 No.725  

東邦ガスホームページから我家の「都市ガス」「中部電力」のガス・電力量が閲覧できることがわかり、データは[CSV]形式でも配信しているために、まだ私個人としての試行段階ですが、我家の「気温」「露点」「電力量」の ここ1週間の推移の一例を紹介します。

配信されたグラフはホームページから閲覧することができますし、データを受信して表計算ソフトで表示できます。

配信データは「電力」では我家は2年前に「スマートメータ」に切替されたため検針員による検針はなくなりました。「月」「日」「1時間値」「30分値」が受信できます。
「都市ガス」は月一度の検針なため「月」データしか表示できないです。

実は我家、家族構成が変わり、すべての公共料金、固定資産(法務局)などの名義が私に変更になった機会に試行しています。

グラフを作成してみて、電力消費量が「必ずしも気温推移と似ているとは限らない」ことが意外でした。



相当温位 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2022/08/23(Tue) 21:36:23 No.727  

私も以前から「蒸し暑さを数値で表せないか」と考え、10年ぐらい前から「気温」「湿度」「露点」などの総合的な指数として「相当温位」がふさわしいのではないかと、それを監視しています。

我家のような住宅地では極端な気温が現れやすいですから「相当温位」の計算は名古屋地方気象台の観測値で算出しています。

気象図などでは 850hPa相当温位 を解析しますけれど、毎時のデータとなれば気象台の地上気象観測値で代用するしか思いつかないため、気象力学書から相当温位を求める計算式を探し、気圧は海面気圧で計算しています。

たまたまこの 8/9 に母(88)が蒸し暑さで体調を崩し、それならば相当温位はどうなっていただろうかと調べましたら 8/9に高くなっていたこともわかりました。

図面の「海面気圧」「相当温位」「降水量」は名古屋地方気象台、その他の要素は我家の観測値です。



1978/10製 自作百葉箱 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2022/09/17(Sat) 17:55:06 No.728  

現在の我家の百葉箱を紹介します。

我家近所 リホーム業者が工事挨拶によく来られ、みなさん「百葉箱」をご存じないようです。

気象台では1970年代に百葉箱・自記温度計・自記湿度計から通風温度計・露点センサーに変更、現在は通風筒に温度・湿度センサーになっていますから、もしかしたら義務教育の理科の教科書にも百葉箱は掲載されなくなったかもしれません。

写真の周囲に吊り下げてある物、風車などは「ハチ避け」が目的で、ホームセンターの園芸用品店で購入したものです。

毎年5月ごろになると百葉箱の内部にハチが巣を造り始めるんです。今年は「ハチ避け」の効果か? 避けることができた。

写真では一見頑丈そうな百葉箱ですが、これで44年経過。
内部の部材 (一部合板で施工) は老朽化しており、近い将来「骨組み (スケルトン)」以外撤去して市販の小型百葉箱をその中に入れる予定。

体調不良(身体障害者)ですが、観測はできるだけ続けるつもりです。現在65歳・年金生活です。



1984年「大寒冬」 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2023/01/20(Fri) 15:03:09 No.731  

ご存知と思いますが、この図面を長年探していました。

以前の気象庁ホームページは単純明快で探しやすかったですが、現在のホームページは情報量が多すぎて目的のデータなどを探すのが大変です。

この図は、1983/12〜1984/4まで続いた「大寒冬」の状況です。
気象庁ホームページから「年月」を指定すると任意の時期のデータが閲覧できます。

あの1984年の冬はものすごい寒さでしたよ。寒さが数か月続いたんです。



自作風速計 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2023/03/13(Mon) 17:50:30 No.734  

百葉箱周辺の風の状態を観察するために「ホームセンター」で買った材料で自作した「風車型風向風速計」を紹介します。

ことの始まりは毎年5月ごろになると百葉箱の屋根裏に「ハチの巣」が作り始めるため、「ハチよけ」が目的で 反射テープを吊り下げましたが、それならば風向風速計の形にしてみようと去年から試行しているものです。

これの効果か、ハト・カラス・ネコ による「ゴミあさり」がなくなりました。



平年値 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2024/01/04(Thu) 22:18:31 No.743  

わが家の 2000年〜2023年のデータをもとにした平均値「平年値に準ずる」を算出しました。

1999年以前は百葉箱の移設、露場の環境変化、我が街区の周囲の環境の変化が大きかったですから、2000年以降のデータを採用しました。

私、非常に体調悪く、もう観測が続けられないかもしれません。



vog.agvol.com/brand-98-c0.html 投稿者:vog.agvol.com/brand-98-c0.html 投稿日:2025/08/24(Sun) 19:09:13 No.816   <HOME>
vog.agvol.com/brand-98-c0.html


vog.agvol.com/brand-52-c0.html... 投稿者: 投稿日:2025/10/01(Wed) 12:01:46 No.817   <HOME>
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