図は、当地と名古屋地方気象台の気温の比較(差)を示したものです。

1977/7より観測開始しましたが、1983/10までに私の転勤(東京勤務)や、百葉箱の設置場所変更をしており、現在の場所に移設(1983/10下旬)した以降は、統計観測を終了した2003/10/23(測器の故障で記録が取れなくなった)まで観測を継続できましたので、その期間のデータです。

この図だけからいろんなことを推定・判断することは困難なものですし、我家は住宅密集地で気象台のような広大な露場ではなく、公道に面した環境で、近所の環境の変化も大きく、なかなかむつかしいところがあります。

百葉箱の設置場所は、1年中、1日中ほぼ日陰になりませんが、冬季は庭に面したすぐ南側の公道が10〜14時ごろにかけて幅員の8割程度が、公道の南側の家屋の日陰になります。

百葉箱の周辺環境は、工事の都度、写真撮影していますが、ご近所の環境の変化まで撮影するわけにもいかず、私の記憶によるところもあります。(我家の近所には数年前までの一時期、不審者が住んでいましたから、私までが誤解されるようなことはできなかった)

個人で長期間にわたって同じ環境で観測を続けることはなかなか大変でした。1アールぐらいの芝生の庭があれば、もう少し妥当なデータが得られたと思いますが、都市部でそれだけの庭を所有しているご家庭は極めて少ないですし、しかも長年にわたって庭の環境を変更せずにおくことも困難だと思います。

参考になりますかどうか。図はパソコンを買った1999年頃から作り始めたものです。