簡易型データロガーの設置場所を、以前は2階の物干台の軒下に設置していましたが、この時期から春にかけて太陽高度角が下がるため、外壁に直射日光が当たり、異常高温を示してしまう。
それで、しかたなく百葉箱内のセンサーとの無線中継用として使ってきたが、せっかくのデータロガーを外壁から離して直射日光の影響を受けにくい物干台の柱に設置できれば外壁の影響は避けられるはず。
押入れに長年 (30年近い) 保管してあった廃材 (コーヒークリーミーの蓋、ラベルの巻芯「紙菅」) を利用して写真のような通風筒を作り、内部に 簡易型データロガー を挿入し室内のパソコンと無線で接続してみた。
数日前から 通風筒の形状、外側の日光遮蔽の工夫を何度も変更し、まずこれで試用してみる。この場所にこだわるのは、洗濯物の乾き具合と私が常時居る観測室の直近屋外の環境に一番近いためでもある。
通風筒の長さは 17センチ 直径は 5センチ 通風方式は自然通風。地上 6メートル ですが、町内一帯はほとんどが2階建て家屋なため、地上6メートルといっても 地上1メートルのようなものです。
本日(11/16)のところ快晴で日最高気温は百葉箱の場所と2゜以内 (以前の軒下外壁の場所では 冬季は10゜近く高めだった) で、これなら大丈夫だろう。
市販の超小型百葉箱も考えたが、それを取り付けると洗濯物が干しにくくなりますし、価格も4万円もします。
新名西橋の道路気象観測用の 小型百葉箱を参考にしました。