私の住んでる地域の気温の平年値を再現してみました。従来の平年値より約0.5゜程度高くなりました。
それに2009/12からの日々の気温の当地の推定値を重畳しました。
当地の「日最高気温」は、名古屋地方気象台の「日最高気温」に「1日の全天日射量の約10%」を加算した値、
当地の「日最低気温」は名古屋地方気象台の「日最低気温」の約[1.05]倍、
当地の「日平均気温」はかつて当地で観測していたときの「日最高気温」と「日最低気温」の平均値の約[0.97]倍であること、
などを利用して推定しています。1年間を同じ推定方式で一律に計算させると、日によって実測値と1゜程度の推定誤差が現れます。
5日ごとの実測値で較正した値は0.3゜程度の推定誤差なのですが、私の健康上の都合でここ数ヶ月非常に体調悪く、5日ごとの実測値することも困難なことがあり、再度数年前の方法を実施してみました。
仮に推定をせずに、名古屋地方気象台の気温をそのまま当地の気温と比較しますと、雨天の日は1日中ほぼ同じですが、晴れた日ですと「日最高気温」では当地のほうが気象台より5゜ぐらい高いですから、気象台の気温をそのまま当地の値に代用することはかなり不自然なため、この手法を使用しています。
かつては「全天日射量」が公開されていなかったので推定が難解でしたが、それが公開されたおかげでかなり推定精度があがりました。
推定方法を改良(回帰式の改良)して推定精度がさらに向上したら、推定値を当地の実測値として代用する予定をしていますけれど、精度を維持・確認するには実測も必要でして、百葉箱・温度センサーは撤去できないです。