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場所によって気温が大違い 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/19(Fri) 20:01:27 No.503  

毎年、春・秋には我家では場所によって気温が大きく異なります。

図は、春日井市消防本部・西出張所(風向・風速は春日井市役所)の気象推移に本日の我家の気温をプロットしたものです。

・ほぼ1日中日陰にならない南庭(公道に面している)の「百葉箱の気温」

・午後から日陰になる地上約5mの「物干台の気温」

・5月〜7月以外は常時日陰の「北庭の気温」(但し5月〜7月でも早朝の朝日と夕方の夕陽だけしか差し込まない)

当然ながら「北庭の気温」は低いですが、盛夏の8月はこの場所は夏至を1ヶ月以上経過して常時日陰になりますけれど、北庭に隣接している隣家の庭の影響もあり、南庭の百葉箱の気温とほぼ同じ(暑さ)になります。

一番風通しのいい「物干台」は仮にその場所に百葉箱を設置したとしても、午前と午後で日当りが大きく異なるために観測に適さず、物干台の近くの屋根の軒下などに温度計を設置して仮観測したこともありますが、ステンレス通風筒などで屋根の照り返しを遮っても45゜近くなってしまうため、やはり南庭の百葉箱の場所の気温が一番妥当として記録しています。

住宅密集地での気温観測の困難さは40年続けても、「この方法が一番自然の気温に近い」という場所を探すことは困難でして、一時は風向風速計の場所(地上10m)も検討しましたけれど、瓦屋根に上がってメンテナンスするのは非常に危険ですし、仮にその場所に設置しても屋根瓦上2mですから、特に盛夏は気温が高めに現れてしまう可能性もあります。

以上、毎年この時期に感ずる「個人の家庭の敷地内のどこで気温を計るのが一番自然に近いか」という悩みを紹介しました。人間は通常地上で生活していることを考えれば、やはり「百葉箱」の位置が妥当か。(但し中・高層住宅居住者を除く)

家屋の周囲が隣家と10mぐらい離れていればいいのですが、我町内ではそうもいかず。(窓ごしに隣の奥様と握手ができてしまうほど密集していますから)



簡易データロガー 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/09(Tue) 17:51:25 No.502  

この図は以前にも紹介しましたが、名古屋地方気象台の毎時データを11日分グラフ化したものです。以前の改良版です。

実は、再度データロガーを買って自宅の百葉箱で気温・湿度を収録し、観測室内の電気式気圧計のアナログ出力を電圧データロガーで収録して、1分間〜10分間値でグラフ化してみようと検討しているのですが、データロガーからデータをパソコンに転送する作業を考えると、その作業中だけは欠測になってしまうために、同じデータロガーを2セット準備して交互に使用して転送作業中の欠測を避けねばなりません。

そうなると、データロガーだけで2セット10万円ぐらいかかってしまい、それだけの費用と作業の手間をかけるより、以前の方法を再度始めました。それがこのグラフです。

気温だけは、当地で5日ごとに記録している「5日間毎の最高気温・最低気温」を利用して名古屋地方気象台の気温に補正をして表示しています。

ただ、日中の最高気温の補正は比較的簡単なのですが、特に晩秋から5月上旬頃までの日の出頃の最低気温については、夜間に無風で快晴ですと、小高い丘の上にある気象台より、海抜3.8mと低地の当地のほうが2゜近く冷え込むことがあり、そのような気象状態の場合の日の出頃に現れやすい日最低気温の補正は困難です。

風の「無風・弱風」はデータでわかるものの「夜間の快晴」を得ることはなかなか困難で「視程」「雲量」「露点」で推定はできるものの今後の課題とします。

こんな苦労をして推定するより「データロガー」を買って利用したほうが簡単だと思うのですが、パソコン不慣れな私にはちょっと難解です。

以前使用していたデータロガーも取り扱いが難解で断念しました。データロガーの表示をノートにメモしてパソコンに入力していたほどですからメーカーの技術者には、
「そんな〜 もったいない 便利な機能がございますのに」
とあきれはてられたものでした。

現在、気象資料・気象測器・配線材料を整理中。すでに数年前には約1年かけて30年分の自記紙などを処分しましたが、現在は気象関連定期刊行物の処分作業中でほぼ終了しました。測器の配線材料は老朽化で全て撤去済みなるも、測器本体はまだ電源を入れれば完動します。30年まえの当時気象台が使用していた測器ですから、現在はもう「気象博物館級の測器」になってしまいました。



観測方法など紹介 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/01(Mon) 21:43:34 No.499  

私のこれまでの気象観測の履歴の概要を紹介します。

このほかにも、天体観測・物理・生物・地理をやっていました。

観測の概要の中では主として「観測開始」を記録しています。測器の老朽化や、気象情報会社が配信を終了して現在は観測や情報受信していない項目もありますし、時々再開する場合もあります。



「8年間平均値」見つかる 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/02/08(Mon) 19:32:01 No.496  

本日、夕方、書庫整理していましたら、当地の、

「1984年〜1991年の8年間平均値(旬平均値)表」

が出てきました。もう既に廃棄したと思っていましたから驚きました。

1984年〜1991年の8年間は、近年としては気温の変動の大きかった時期であったことから、冬と夏の気温の較差が大きいことがわかります。また湿度が近年よりもやや高く、湿潤であったということもわかります。

1984年〜2003年の20年間平均値も作成していましたが、こちらは廃棄したようです。



「20年間平均値」見つかる ひよこぴよ - 2010/02/26(Fri) 15:48:49 No.498  

気象観測していた頃に図面などを保管していたクリアーファイルが大量に余り、現在処分していますが、数年前にプリンタのテスト印刷した当地の「通年半旬平年値(1984年〜2003年の20年間平均値)」が出てきました。

数表は既に処分したことは記憶にありますけれど、グラフは残っていました。ただ、この「通年半旬平年値(1984年〜2003年の20年間平均値)」のグラフから「暦日半旬」「旬」「月」平均値を算出するには相当な時間を要しそうです。



2009年の半旬極値 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/01/24(Sun) 11:45:25 No.492  

2009年の我家で観測した、半旬ごとの
「日最高気温の極値」
「日最低気温の極値」
「日最小湿度の極値」
のグラフを紹介します。

空調管理・電力管理も兼ねて毎月 5日、10日、15日、20日、25日、月末日に5日間毎の最高気温、最低気温、最小湿度を読み取っています。

当地は、地上1.5mで観測していますが周囲の環境がアスファルト舗装に住宅密集地(コンクリート駐車場所持している家庭多し)であるために昼間の気温はかなり高くなります。去年は40゛を超えた日はありませんでしたが、2008年は何度も40゜を超えました。

かつて使用していたデータロガー(T&D社製、チノー社製)はどちらもセンサーが3年以上経過して特に湿度が異常低湿を示すようになったため廃棄しました。

パソコン方式のデータロガーは私には難解で、次回はかつての「自記温湿度計」での監視を再開するつもりですけれど、年々健康上の都合から継続観測も困難になり記録紙交換もできなくなってしまうかもしれないです。

20代の頃は出勤前に前日のデータ集計(ソロバン・電卓)し、帰宅してから測器の保守などしていましたが、病気の現在 かつてのような継続観測はかなり困難になってしまいました。現在53歳。健康だった頃のありがたさがよくわかります。



Re: 2009年の半旬極値 管理人 - 2010/01/25(Mon) 00:54:09 No.493  

いつもありがとうございます。
データロガーを廃棄したということですが、現在はどんな機材で測定されているのですか?



Re: 2009年の半旬極値 ひよこぴよ - 2010/01/25(Mon) 17:18:17 No.494   <HOME>

A&D社の「ワイヤレス・マルチチャンネル温湿度計(AD-5662HT)」を使用しています。この最高・最低機能を使い、横河電機製作所製の「ER-186型 電子式自動平衡記録計の温度計部 (Pt100 白金測温抵抗体 JIS A級)」で随時校正しています。

この(AD-5662HT)のセンサーの寿命は発売当初メーカーは約1年 とのことでしたが、今のところ2年経過しても異常は認められないです。

もともと、特性の異なる測器・センサー相互で比較・校正しても意味がないかもしれませんが、気象台でも特性の異なる測器で校正していますからその方法を続けています。

データロガーは、チノー製は買って10年近くたちましたし、T&D社製も3年たちました。どちらも2年前には百葉箱から撤去していました。使用していた記念として保管していましたが、健康上の都合で保管・管理も困難になり、思い切って廃棄しました。

気象庁規格の「自記温湿度計」はメーカー技術者曰く、百葉箱設置でも暴風雨の時は雨粒が「しぶき」となって入り、センサー部に付着したり本体が腐食するために数年しかもたない とおっしゃられていました。私も百葉箱で3年間使用したことがありますが塵埃付着など清掃が大変でした。室内空調管理用として使うなら30年はもちます。(かつて電話局の通信機械室の空調管理で使用していました。1990年代後半からは「おんどとり」が使われていました)

今後はできるだけ手間のかからない方法にするつもりです。30代の頃まではその「手間」が楽しみでもありましたけれど、37歳の時に大病してからは、もう手間のかかることは困難になってきました。

気温・湿度は日常生活に必要ですし、その表示を見て洗濯物の干し方を変更したり、外出時に「マスク」着用の有無の判断したり気象観測でなくても健康管理としても我家ではよく利用しています。急に湿度が上昇してくれば「雨近し」など数字見てるだけでも長年の経験でわかります。(もっとも 母は 外の臭いで雨近しがわかる と言う)

今年は現行平年値最後の年。そこで私独自に名古屋地方気象台の過去10年間平均値(「旬平均値」をさらに「3旬移動平均」した値)を近年の準平年値として統計しています。



1980年代の名古屋地方気象台と同... ひよこぴよ - 2010/01/26(Tue) 13:51:29 No.495  

追加・補足
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横河電機製作所製の「ER-186型 電子式自動平衡記録計の温度計部 (Pt100 白金測温抵抗体 JIS A級)」
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は、現在気象官署で使われている「JMA-95型 地上気象観測装置」の前身の、「JMA-80型 地上気象観測装置」の気温・露点計測部と全く同じ製品です。我家は設置の都合上、センサー部を百葉箱設置型にしました。

当時のメーカーのカタログには「通風筒型」と「百葉箱設置型」の両方から選択できるようになっていました。

1990年代前半にJISの「電気計測(JIS C16・・ あたりの測温抵抗体)」の部分が改正され、そのときにセンサだけ従来の「JIS 0.5級」から「JIS A級」に取替えしました。当時の気象台の測温抵抗体の保護管の直径は10mmと太く時定数が数分でした。我家は百葉箱設置するために時定数の短い「細い保護管の直径は3.2mm」の物を選択しました。

我家にはデジタル温度計の直径2.0mmの「JIS A級」があるため、今年中に取替えするかもしれません。

「JIS A級」というのは 0゜の時にだいたい0.1゜以内の精度なのですが、我家の測器の検査成績表では さらに一桁高い 0.01゜となっています。

以前、等級についてメーカーに問い合わせてみましたら、等級に応じて わざわざ精度の良い・悪いを区別して製品を製作しているわけではなく、A級でも、B級でも最高級の物を製作し、最後の検査のときに等級を決めるわけで、実際にはB級でもA級の規格を満足している とのことでした。

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Modified by isso