お天気画像掲示板


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本当に暖かいんです 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/04/18(Sun) 19:44:32 No.508  

この図は、春日井消防・西出張所 (名古屋空港滑走路南端から東へ約500m) の気象データに名古屋地方気象台の日照時間データを使用し、さらに名古屋地方気象台の全天日射量の平年値に天気に応じて補正係数を乗じて我家の気温の推定値を求めたグラフです。

赤の太線が我家の気温の推定値でして、それ以外の曲線は春日井消防・西出張所の気象、ピンクの棒グラフは名古屋地方気象台の1時間ごとの日照時間を10分ごとに換算したものです。

当地の本日の最高気温は、23.3゜、最低気温は4.6゜(最高最低温度計による)でしたから、推定値と実測値は0.5゜以内で一致しています。

春日井西出張所は我家と比較的環境が似ていますから 日の入りから日の出 までの気温はほぼ同じのことが多いです。(但し春日井西出張所の気温・湿度通風筒は地上約15mにあり)

昼間で晴天の日は我家は、公道に面した住宅密集地のため「陽だまり効果」もあってかなり暖かくなり、本当にこのグラフのように暖かいのか? と感じられるかもしれませんが、きょうは窓を全開にした2階の室内でも昼食時間帯には21゜に達し、布団を干したほどです。

朝9時30分には我家で既に16゜を超えていましたから、服装も1枚薄着にして名古屋城一帯の桜の観察に出かけました。

ただ、この推定方法は我家と消防署が同じ天気になっている季節なら活用できるも、盛夏の春日井市方面は雷雨が多く、消防署一帯が雷雨になっているときは5゜以上気温の差が現れることがあります。

小高い丘の上にある名古屋地方気象台のデータを使用するよりは正確に推定できますけれど、春日井西出張所も我家から約6km離れていますから、補正係数は日々調整が必要です。

春日井消防、春日井市役所など以前 春日井電報電話局に勤務していたときに近所を通って自転車通勤していましたから現地の町並みはよく知っていますし、現在も年に1回は現地へ行って測器の配置や周囲の環境を確認しています。(消防気象観測のため気象台のような広大な露場はありません)

ここまで推定できるならテータロガーは不要と感じますが、実測値と推定値ではやはり目的が異なります。ただ推定値ならほぼリアルタイム表示できます。データロガーは私の生活リズム(通院・リハビリなど)の都合から本日のデータは最短でも翌日の午後にデータ回収してからとなります。



気象測器の時代の流れ 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/04/14(Wed) 14:56:38 No.507  

写真は我家の1979年当時の百葉箱内部の様子です。

「自記温湿度気圧計(メテオログラフ)」
「フース型最高・最低温度計」

当時はこの組み合わせで気象観測をしていました。どちらの測器も現在は我家の押入れに保管してありますけれど、「自記温湿度気圧計(メテオログラフ)」は1983/4以降は室内空調管理用として2007年まで使い続けるも、老朽化して金属部分が腐食・折損し、とうとう使用不能になりました。

現在、気象測器メーカー各社から気象観測用として「自記温湿度計」を生産しているところを探したところ、ほとんどのメーカーは生産完了。

数社は美術館などの展示室の空調管理用として生産しているが気象観測用でしかも入手が便利 (受注生産品なら現在も数社あり) なメーカーは1社しか見つからなかった。

我家の「自記温湿度気圧計(メテオログラフ)」は、老朽化して精度維持困難なため、先月廃棄しようと思っていたが、今後この種の測器はだんだんなくなってしまうことから、観測の歴史として故障しているが保管しておこうと思っている。

ビデオデッキが「ベータ」から「VHS」に変わり、現在は「ブルーレイディスク」に変わりつつあるのと同様、気象測器もどんどん変わっていき、私が学生時代に理科で習った「自記温度計」も将来は教科書から消えてしまうだろう。

ここで、やっと思い切りがついた。「自記温度計」はあきらめて「データロガー」に変更しよう。これも時代の流れと思って。ただ、「データロガー」でデータ解析するにはパソコンが必要 (無くても使える機種もあるが、データロガーの便利さを活用するにはパソコン必要) なので総合的にはかなり高額になってしまう。

意中のデータロガーは数年前から決めている。あとは発注するかしないか、マウスでクリックするだけなのだが、それには勇気がいりますね。1977年から利用している理科学機器店でもFAXで発注できます。



意外と読んでいなかった気象学書 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/28(Sun) 17:06:48 No.506  

2005年始めから今月までに買った本を紹介します。

幼児期から気象・天文が好きでその分野の本をよく読んだものですが、病気で退職した2005年以降は、意外にも気象・天文学書はわずかしか読んでいなかったです。

気象観測を始めた頃から2003年ごろまでは、理論気象学書など数百冊読み、「気象予報士国家試験」を受験しようと思ったほどでしたから読んでいましたけれど、とうとう健康上の都合で電車にも乗車できないため受験は断念しました。

試験は1994/8の第1回が行われる数年前から日本気象学会の学会誌で「近い将来、予報に関する国家試験が行われる予定・・・」

と言われていましたから、準備をしていましたが、たまたま第1回の受験申請直前に整形外科疾患(脊髄神経障害)で入院してしまい断念。その後も後遺症で電車に乗車できず断念。

ここ数年の買った書籍を一覧にしてみましたら、なんとまあ退職してからも在職中の仕事の本ばかりでした。30年以上も従事していましたから工学系の本は現在でもスラスラ読めます。



「1984年〜2000年までの 通年半... 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/24(Wed) 19:45:07 No.505  

「1984年〜2000年までの 通年半旬平均値表」7〜12月分を紹介します。



「1984年〜2000年までの 通年半... 投稿者:ひよこぴよ 投稿日:2010/03/24(Wed) 19:43:45 No.504  

「1984年〜2000年までの 通年半旬平均値表」1〜6月分を紹介。400kB以内に抑えるため画像の四方をカットしました。

気温、露点、蒸気圧の数値は[×10]表示にしてあります。当時は気象庁のデータ表でも活字の字数を抑えるために小数点を省略したものでした。

この数値は「気温・露点指示記録計」で観測したもので、それらの値から湿度、蒸気圧を計算しています。

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