「おんどとり・RTR-322」を家屋南側の物干台床上2m(地上6m)の場所に設置した状況を紹介します。
四角の容器は「100円ショップ」で母が買ってきたプラスチック製植木鉢でして、底の穴を大きくし、側面の北側にも穴を開けた。
位置は外壁から約20cmで、これ以上南側へ突き出すと「冬至」前後頃には直射日光が当たってしまう。
外壁に近ずけすぎると、外壁表面を「かげろう」のように立ち上る熱気の気温を計ってしまう。この位置が両者のぎりぎりの場所で昨日、外壁の表面温度を赤外線放射温度計で測ったら60゜あった。
20cm離すと外壁の影響はかなり少なくなる。屋根裏の表面温度でさえ40゜近かった。(盛夏は太陽高度角が高いために、物干台床面も軒の日陰になるため、かえって盛夏のほうが自然の気温に近い)
2日前まで、家屋北側の軒下(地上5m)の場所、そのほかいろいろ場所を変えて設置してみましたが、電波の伝わりやすさからしてひとまず写真の場所でしばらく様子を監視。
家屋北側軒下は、電池交換作業のときに本体を地上に落す恐れと、私自身が窓から転落する危険もあるため、とりやめました。(安全が確保できれば 戻すかもしれない 本当はこの場所のほうが自然の気温に近いため)
メーカー説明書では「見通し距離50m以内」となっているが、家屋の各場所で使うとなると、壁で電波が減衰し、せいぜい5m程度しか届かない。
以前使っていた「小型防水ワイヤレスおんどとり」も屋外へセンサーを設置すると、わずか3mでも電波が届かなかった。